巻頭シリーズ 臨床と研究をつなぐ—若手研究者から看護管理学の発展に向けて・8
「老年看護×看護管理」で身体拘束最小化へ—臨床領域のテーマに看護管理の視点でアプローチすることで開ける道
南﨑 眞綾
1
1横浜市立大学医学部看護学科老年看護学
pp.623-628
発行日 2025年8月10日
Published Date 2025/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350080623
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看護管理学を専攻できる大学院が増える中で,看護管理学の研究に取り組む若手研究者が増加しています。彼らの多くは,看護管理者としての経験がないにもかかわらず,なぜ看護管理学の研究に関心を持つようになったのでしょうか。
本連載では,その理由を探るとともに,若手研究者たちの研究内容を分かりやすく解説し,臨床現場でどのように研究成果を活用できるのかを紹介します。
今回は,老年看護という専門分野における「看護管理」に着目し,身体拘束に関する研究を行う横浜市立大学の南﨑眞綾氏に,研究を発展させたきっかけと思いをご紹介いただきます。

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