特集 身体拘束最小化を実現するための倫理的問い 診療報酬改定を受け,踏まえておくべき視点・論点
急性期病院入院高齢者の身体拘束を最小限にするための看護管理指標
南﨑 眞綾
1
1横浜市立大学医学部看護学科老年看護学
pp.948-954
発行日 2025年11月10日
Published Date 2025/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350110948
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筆者である南﨑氏は,身体拘束最小化における看護管理の重要性を学術的に示すべく研究を継続しています。本稿では,博士課程から開発に取り組む「急性期病院入院高齢者の身体拘束を最小限にするための看護管理指標(Management Indicators of Nursing for minimizing Physical Restraints focused on older adult patients hospitalized in acute care settings:MaIN-PR)」について紹介します。身体拘束の廃止・低減に成功した急性期病院の看護部長,副看護部長,看護師長を対象としたインタビュー調査を基とし,臨床適用可能性についても妥当性が示唆される看護管理の指標です。

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