留学記
どこまでも開けた学問の道—アメリカの看護教育制度をみて
今井 敬子
pp.40-42
発行日 1964年2月1日
Published Date 1964/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905248
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■看護学校の種類
アメリカの看護に関する教育はprofessionalとnon-professionalに分けられ,professionalの方面は,さらにHospital School of Nursing(卒業するとDiplomaを受け,国家試験合格後にRegistered Nurse, R. N. の称号を受ける。以下Diploma Schoolと省略する)とUniversity or College School of Nursing(卒業すると学士号,Bachelor of Science, B・S. とDiplomaを受け国家試験合格後らRegistered Nurseの称号を受ける)とGraduate School of Nursing(修士課程より博士課程に至る)と別にJr. College School of Nursingがある。non-professionalのほうは看護助手と准看とに分れ,看護助手になるためには病院で短期間のオリエンテーションを受け,その病院で職場教育を受けながら看護助手となり,特別な学校はない。准看のほうは一年制の准看学校があり,その学校も州の看護局が認めた学校と認めていない私立またはその他の学校がある。
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