巻頭シリーズ 臨床と研究をつなぐ—若手研究者から看護管理学の発展に向けて・3
看護師がいきいきと働ける環境づくりに向けて—キャリア初期の看護師のワーク・エンゲイジメント向上につながる尺度開発
長井 聡子
1
1東京科学大学大学院医歯学総合研究科 生体集中管理学分野
pp.177-182
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350030177
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看護管理学を専攻できる大学院が増える中で,看護管理学の研究に取り組む若手研究者も増加しています。彼らの多くは,看護管理者としての経験がないにもかかわらず,なぜ看護管理学の研究に関心を持つようになったのでしょうか。
本連載では,その理由を探るとともに,若手研究者たちの研究内容を分かりやすく解説し,臨床現場でどのように研究成果を活用できるのかを紹介します。
今回は,キャリア初期の看護師が活力を持ち,いきいきと働ける要因を測定する尺度や,キャリア形成に関する尺度の開発などに携わる東京科学大学大学院の長井聡子先生に,その研究内容をご紹介いただきます。

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