特集 ポジティブ・マネジメント いきいき働く職場づくり
ポジティブメンタルヘルス—ワーク・エンゲイジメントに注目したマネジメント
島津 明人
1
1東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野
pp.344-347
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541210094
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●近年の産業構造の変化や働き方の変化などから,職場のメンタルヘルス活動においても,個人や組織の活性化を視野に入れた対策を行うことが,広い意味での労働者の「こころの健康」を支援する上で重要になってきた.
●ワーク・エンゲイジメントは,バーンアウトの対概念として位置付けられており,ワーク・エンゲイジメントの高い従業員は,活力にあふれ,仕事に積極的に関与するという特徴を持つ.
●ワーク・エンゲイジメントを高めるには,「仕事の資源」と「個人の資源」を充実させることが重要である.
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