連載 研究計画書の書き方ガイド・第7回
執筆③:方法を書く技術(量的研究・編)
京極 真
1
Makoto Kyougoku
1
1吉備国際大学
pp.168-173
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540600020168
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はじめに
本連載の第1〜5回では研究計画書を書くために,リサーチ・クエスチョンを作成し(PICO/PECO/SPICE),研究倫理を理解し,文献レビューを通してリサーチ・ギャップを特定し,序論の書き方を学んだ.続く第6回では,質的研究を用いた研究計画書の「方法」セクションについて,SRQR(Standards for Reporting Qualitative Research)1)という質的研究の報告ガイドラインを手がかりに書く技術を修得した.
本論では,質的研究と双璧をなす量的研究に焦点を当てる.量的研究は,研究者が対象に介入しない観察研究(コホート研究,ケースコントロール研究,横断研究等)と,研究者が対象に介入する介入研究(ランダム化比較試験,非ランダム化比較試験,単群前後比較試験,シングルケース研究等)に大別されることが多い.本論では,量的研究のうち実践家や大学院生が取り組みやすい横断研究を取り上げる.
本論を通して修得を目指す執筆スキルは次の2点である.
1.横断研究を用いた研究計画書の方法の書き方を理解できる
2.AIの活用によって,方法の草稿執筆を効率化・高度化できる

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