特集 ルックスケアと作業療法—外見支援から広がる生活と社会参加
扉
石橋 仁美
1
,
中村 春基
2
,
竹内 さをり
3
1東京工科大学
2千里リハビリテーション病院
3甲南女子大学
pp.121
発行日 2026年2月15日
Published Date 2026/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540600020121
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特集にあたって
本誌で「おしゃれを楽しむことを支える作業療法」の特集が刊行されて,11年が経過した(48巻12号,2014).当時の記事をきっかけに作業療法士を志し,現在はルックスケアを学ぶ作業療法士もおり,時代の広がりを感じさせる.この十余年で,作業療法の視点や実践の幅は着実に変化してきた.
近年,作業療法の領域では「ルックスケア」として,洗顔や整髪といった基本的整容にとどまらず,化粧やファッション等の社会生活を支える作業にも注目が集まっている.外見を整えることは,その人らしさを表現し,生活の質や社会参加を支える重要な営みである.一方,疾病や障害,加齢によって身だしなみを整えることが困難になると,自己効力感や人とのつながりに影響が及ぶことも少なくない.

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