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特集 喉頭手術・音声外科手術のABC to Z
《痙攣性発声障害に対する手術》
ボツリヌストキシン注入術(経皮的)
Botulinum toxin injection in spasmodic dysphonia
児嶋 剛
1
Tsuyoshi Kojima
1
1京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科
キーワード:
痙攣性発声障害
,
ボツリヌストキシン
,
ボトックス®
,
筋電図
,
甲状披裂筋
Keyword:
痙攣性発声障害
,
ボツリヌストキシン
,
ボトックス®
,
筋電図
,
甲状披裂筋
pp.34-38
発行日 2025年1月20日
Published Date 2025/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910970010034
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POINT
●ボツリヌストキシン注入術は痙攣性発声障害の治療法の1つである。
●「内喉頭筋内注入術(ボツリヌス毒素によるもの)」が診療報酬として算定できる。
●経皮的に筋電図を使用し,内転型では輪状甲状間膜から甲状披裂筋に注入を行う。
●注入後1〜2週間は嗄声および嚥下障害が認められることが多く注意する。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年1月)。
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