増大号 超実践! 病理で迫るがんゲノム医療—検査から治療まで
1章 知っておくべき基本的なこと—がん遺伝子検査の特徴と,がんゲノム医療の流れ
保険適応の各がん遺伝子検査の特徴
がんゲノムプロファイリング検査
赤羽 俊章
1,2
1鹿児島大学病院腫瘍センター・ヒトゲノム遺伝子解析センター
2鹿児島大学大学院医歯学総合研究科病理学分野
キーワード:
OncoGuideTMNCCオンコパネルシステム
,
FoundationOne®
,
F-one
,
FoundationOne® Liquid
,
F-one liquid
,
GenMineTOP®
Keyword:
OncoGuideTMNCCオンコパネルシステム
,
FoundationOne®
,
F-one
,
FoundationOne® Liquid
,
F-one liquid
,
GenMineTOP®
pp.1048-1051
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048514200690101048
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
誌面に限りがあるため,全てのがんゲノムプロファイリング検査〔以下,CGP(comprehensive genomic profiling)検査〕の臨床的意義を解説することはできない.
本稿では,鹿児島大学病院(以下,当院)で外注実施されているCGP検査について,検査上の注意点などを概説する(表1).それぞれのCGP検査の解析対象遺伝子などの詳細は各検査会社の資料を参考にしていただきたい.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.