特集 どんと来い,肺がん診療―それぞれの立場で患者を支えるために
[Chapter 1] 肺がんup to date:どんと来い,最新の診断と治療
肺がんにおけるがんゲノムプロファイリングの現状と展望
出光 玲菜
1,2
,
善家 義貴
1
1国立がん研究センター東病院
2亀田総合病院 呼吸器内科
キーワード:
がんゲノムプロファイリング(CGP)
,
次世代シーケンサー(NGS)
,
個別化医療
Keyword:
がんゲノムプロファイリング(CGP)
,
次世代シーケンサー(NGS)
,
個別化医療
pp.207-212
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika135_207
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★がんゲノムプロファイリング(CGP)検査は標準治療終了後に,多数の遺伝子を一度に解析可能である次世代シーケンサー(NGS)を用いて実施される検査である.
★保険適用では,検査は1回のみ可能であり,がんゲノム医療の専門医療機関によるエキスパートパネルでの評価とその結果に基づく患者説明を要する.
★CGP検査は,ゲノム結果に基づく治療や臨床試験参加の選択肢を広げ,個別化医療の発展に寄与することが期待されている.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容
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