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編集後記
小島 祥敬
pp.836
発行日 2026年9月20日
Published Date 2026/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930800100836
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SF作家アイザック・アシモフは,小説『われはロボット』(1950年)において,ロボットが従うべき三原則を示しています.「第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない.また,その危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない」「第二条:ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない.ただし,与えられた命令が第一条に反する場合は,この限りではない」「第三条:ロボットは,第一条および第二条に反するおそれのない限り,自己を守らなければならない」.この小説をもとに,2004年に製作されたSF映画が,ウィル・スミス主演の『I, Robot』です.物語の舞台は2035年のアメリカですが,ロボットがこの三原則から逸脱し,暴走するという恐ろしいストーリーは,急激に進歩する人工知能(AI)に依存しつつある今後の人間社会を,如実に予測し描き出しているように思えます.
今年7月,福島県立医科大学附属病院に医療DX推進センターが設置されました.半年以上前から議論を重ねた結果,遅ればせながらも今年の秋から,生成AIを活用した電子カルテの自動文書作成システムやDPCサポーターシステム,入退院調整を含むベッドコントロールシステム,さらに入院案内や各種同意書等に関する説明動画,医事業務システムなどを本格導入することになりました.これらの導入により,多くの業務が効率化され,働き方改革の推進や人手不足の解消の一助となることを期待しています.

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