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編集後記
小島 祥敬
pp.842
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206105
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新学期になると医学部新学年の学生講義が始まります.昨年までは3年生の後期と4年生の前期に泌尿器科の講義を行ってきたのですが,今年はカリキュラムの変更で,3年生と4年生いずれも前期に講義をしています.私自身を学生に覚えてもらうこと,そして泌尿器科の良さをわかってもらうため,ほとんどの講義は自分で心を込めて行うようにしていますが,さすがに2学年同時期に行うのは大変です.3コマ続きの講義日もありましたが,講義の終了後には魂を吸い取られたようにへとへとになりました(ちなみに私の講義では寝る学生はほとんどいません).
泌尿器科の最初の講義(泌尿器科学総論)のときに,必ず医学生に聞くことがあります.「泌尿器科ってどんなイメージ?」.もちろん模範解答があるわけではないし,心地良い回答が返ってくることは期待していません.しかし,今年の3年生4人(いずれも男子)の答えは以下の通りでした.「あそこ」「イチモツ」「マイナー」「地味」…
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