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日本性機能学会(JSSM)第35回学術総会は,日本性機能学会中部総会と共催の形で,野々村祝夫大阪大学教授を会長として幸い酷暑も一段落した2025年9月19日から3日間,大阪市,なんばスカイオコンベンションホールにて開催されました.テーマは「性機能研究のFuturability」でしたが,このFuturabilityという言葉はfutureとabilityを組み合わせた造語で,実は2025年新しく竣工した阪大病院統合診療棟のコンセプトで阪大が商標登録してある単語だそうです.阪大病院長でもある野々村会長は自ら使用申請を出して自ら決裁し本会のテーマの一部として用いたとのことでした.本会においては,開催初日前日の9月18日にPDE5阻害薬〔タダラフィル〕のOTC化が決定された,との情報がもたらされたり,開催初日の9月19日は新版になったED診療ガイドライン改め,『男性性機能診療ガイドライン』が刊行され店頭に並ぶ初日であったなど,本学会のプログラム以外にもトピックスが目白押しとなる形で,野々村会長のまさに「持っている男」を実感させられました.ただこれらのことは単なる運ではなく,特にガイドラインの発刊が本会に間にあった点に関しては,男性性機能障害診療ガイドライン作成委員会委員長である辻村晃先生をはじめとする関係各位が突貫工事で短期間に仕上げたという事実もあることは付記しておきたいと思います.
展示では三樹会泌尿器科病院が出展しており,佐藤嘉一先生自ら先頭に立って製品紹介をされているのには驚きました.紹介されていた製品は,現在入手が困難となっているリジスキャンの代用になり得るかもしれない客観的な勃起評価器具で,そのデータも一般演題で発表されていました.興味をもたれた方は是非三樹会病院の佐藤先生にご連絡をいただければと思います.
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