学会印象記
「日本泌尿器腫瘍学会第10回学術集会」印象記
田岡 利宜也
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1香川大学医学部附属病院 泌尿器・副腎・腎移植外科
pp.190-191
発行日 2025年2月20日
Published Date 2025/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790020190
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「日本泌尿器腫瘍学会」,それは泌尿器領域における悪性腫瘍の診療や研究に携わる泌尿器科医師,腫瘍内科や放射線科,腫瘍病理医師のほか,薬剤師や看護師が専門・職種横断的に集まる学会.その学術集会は泌尿器腫瘍の最新情報を集中して得られる貴重な時間,トップランナーの先生方と自分との距離を感じるチャンス,そして同年代の先生方からは前向きな刺激を受けるよい機会であり,私は本学術集会に参加することを毎年,楽しみにしている.
今回の学術集会(会期 : 2024年10月26〜27日)は第10回,開催場所は福岡,博多駅直結の会場だった.私は前日夕に福岡駅前のホテルにチェックインし,その夜は「Millennium会」の懇親会に参加した.この会は2000年卒業前後の先生方を中心とする集まりで,各学会の学術集会に合わせて懇親会を開いている.今回も東京科学大学の吉田宗一郎先生の完璧な段取りのもと,精鋭7名が集合した.そして,気づかぬ間に3時間超の楽しい一次会は過ぎ,続いて博多駅の博多めん街道に向かった.そこで追加のビールは喉を通過しなかったが体は正直で,目当ての博多ラーメンは堪能,明日への英気を養った(写真1).
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