増大号 極める!呼吸機能検査 患者を診る力が成功のカギ
4章 フローボリューム波形と患者状態から読み解く失敗例とその対応(努力肺活量測定)
息漏れ(呼気側)
清水 康平
1
1東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部
キーワード:
コミュニケーション
,
ノーズクリップの外れ
,
口元
,
マウスピース
Keyword:
コミュニケーション
,
ノーズクリップの外れ
,
口元
,
マウスピース
pp.188-190
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530020188
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原因分析
原因としては,マウスピースのくわえ方が悪い,呼気の際に口が開いてしまうことやノーズクリップが外れてしまうことによるものが多い(図1).しかし,口からは吐けていて,ノーズクリップが外れている場合は鼻からの漏れが少ないことも多く,その他の原因も考えたほうがよい.
その他にも3章「息漏れ(呼気側)」の項と同様の原因も考えられる.
*本論文中、[▶動画]マークにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年2月29日まで)。
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