特集 いつものアノ病気,アノ状態—“在宅で診るときならでは”の「コツ」!
器具管理編
在宅における超音波検査(POCUS)
平本 秀二
1,2
1ピースホームケアクリニック腫瘍内科
2ピースホームケアクリニック緩和ケア内科
キーワード:
POCUS
,
腹水・胸水ドレナージ
,
多職種連携
,
在宅ケア
Keyword:
POCUS
,
腹水・胸水ドレナージ
,
多職種連携
,
在宅ケア
pp.535-539
発行日 2025年3月10日
Published Date 2025/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620030535
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Point
◎point-of-care ultrasound(POCUS)は在宅ケアにおいて,即時診断や不要な搬送の回避など多くの利点があり,限られたリソースのなかでケアの質を向上させる重要なツールである.
◎胸部,腹部,体表などさまざまな部位でPOCUSを活用でき,診断から処置まで幅広く応用可能である.
◎腹水・胸水ドレナージなどの処置にPOCUSを用いることで,安全かつ効率的に実施できる.
◎POCUSで得られた画像情報を多職種で共有することで,地域全体のケアレベル向上につながる.

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