特集 臨床医からみたPOCT
日常診療とPOCT
〈実践〉
排尿障害の在宅患者—超音波による残尿評価と治療戦略
橋川 有里
1
1藤田医科大学連携地域医療学
キーワード:
排尿障害
,
尿閉
,
尿失禁
,
残尿
,
超音波
,
POCUS
Keyword:
排尿障害
,
尿閉
,
尿失禁
,
残尿
,
超音波
,
POCUS
pp.728-732
発行日 2023年4月10日
Published Date 2023/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402228920
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Point
◎身体所見や超音波検査結果からおおよその残尿量の予想が立てられる.
◎正確な値がわからなくても,残尿の有無がわかれば治療方針を決定できる.
◎残尿評価が行える超音波装置には,腹部超音波と膀胱用超音波画像装置がある.
◎膀胱用超音波画像装置は膀胱容量測定に特化している一方,腹部超音波は残尿測定だけでなく尿路形態を評価でき,排尿障害の原因特定の一助となる.
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