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眼手術学 5

白内障

白内障
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筆頭著者 大鹿 哲郎 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年10月25日

ページ数 582

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-5594-4

印刷版発行年月 2012年1月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830655944

書籍・雑誌概要

白内障手術は,基本手技を確実に習得する事が重要である.本書では1つ1つの基本動作を書籍とWEB上の動画の両方でしっかり学習できるようにした.一方,現代の白内障手術は通常の症例をこなすだけでは十分とは言えない.基本手技をマスターした次のステップとして,本書では特殊例・難治例を網羅し,如何なる症例にも対応できる応用力を身につけられるようにした.自施設では滅多に見られない特殊症例の手術も,WEBで確認できる.

目次

I.白内障手術に必要な基礎知識
 1.白内障手術に必要な解剖
II.白内障手術に必要な評価・検査
 1.水晶体混濁の種類と程度分類
 2.術前の視機能評価
 3.術前検査
  ●抗血栓薬の中止は必要か?
 4.手術適応
  ●糖尿病患者の白内障手術のタイミング
III.白内障手術の器具・材料
 1.白内障手術に使用する器具
  ●ディスポパック
 2.超音波水晶体乳化吸引装置
  ●前房不安定への対処法
 3.白内障手術における手術用顕微鏡
 4.粘弾性物質の種類と使い分け
  ●粘弾性物質除去法
IV.白内障手術のトレーニング
 1.動物眼でのウェットラボ
 2.模擬眼でのウェット・ドライラボ
  ●角膜混濁モデルによるウェットラボ
 3.手術器具の動かし方
Ⅴ.白内障手術の基本手技
 1.術前処置
 2.術野の準備
  ●術者の姿勢
  ●術中自動点眼装置
 3.制御糸
 4.麻酔
 5.強角膜切開
  ●自己閉鎖率を高めるための工夫
 6.創口の縫合
 7.角膜切開
  ●耳側切開のコツ
 8.経結膜・強角膜一面切開
 9.前嚢切開(チストトーム)
 10.前嚢切開(鑷子)
  ●成熟白内障・過熟白内障での前嚢切開
 11.水流核皮質分離
  ●術中capsular block syndromeを避けるために
 12.核処理(一手法)
 13.核処理(divide and conguer法,phaco chop法)
 14.核処理(biaxial phaco法)
 15.核処理(プレチョップ法)
  ●epinucleusが残った場合
  ●フェムト秒レーザーによる白内障手術
 16.皮質吸引
VI.眼内レンズ
 1.眼内レンズ度数計算
  ●眼内レンズ度数設定の目標
 2.角膜形状異常眼での眼内レンズ度数計算
 3.眼内レンズの種類
 4.眼内レンズ挿入法:PMMA
 5.眼内レンズ挿入法:シリコーン系
 6.眼内レンズ挿入法:アクリル系
 7.トーリック眼内レンズ
 8.多焦点眼内レンズ
 9.眼内レンズ縫着
 10.眼内レンズ摘出・交換
VII.特殊な白内障手術
 1.先天・小児白内障
 2.水晶体嚢外摘出術(ECCE)
 3.水晶体全摘出術(ICCE)
 4.輪部減張切開
 5.瞳孔・虹彩処置
 6.人工虹彩
Ⅷ.難症例の白内障手術
 1.成熟白内障
 2.小瞳孔
 3.虹彩後癒着
 4.浅前房
 5.後極白内障
 6.Zinn小帯断裂(カプセルエキスパンダー)
 7.Zinn小帯断裂(CTR)
  ●落屑症候群に対するcapsular tension ring挿入法
 8.角膜内皮細胞密度減少眼
 9.角膜混濁眼
 10.小角膜眼
 11.術中虹彩緊張低下症候群(IFIS)
 12.糖尿病と白内障手術
IX.術中合併症
 1.後嚢破損
 2.核落下
 3.虹彩脱出
 4.infusion misdirection syndrome(IMS)
 5.創口熱傷
 6.Descemet膜剝離
Ⅹ.術後管理・合併症
 1.術後管理
 2.眼圧上昇
 3.核片・皮質残存
 4.屈折誤差
 5.眼内レンズ偏位
 6.瞳孔偏位
 7.前嚢収縮
 8.後発白内障
  ●液状後発白内障
 9.術後眼内炎
 10.toxic anterior segment syndrome(TASS)
 11.黄斑浮腫
 12.角膜内皮障害
Ⅺ.資料
 1.クリニカルパス
 2.インフォームド・コンセント

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