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眼手術学 1

総論・眼窩

総論・眼窩
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筆頭著者 大鹿 哲郎 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年10月25日

ページ数 438

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-5590-6

印刷版発行年月 2014年1月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830655906

書籍・雑誌概要

眼科手術全般を全8冊に分けて網羅したシリーズの第1巻.本書では「総論」と「眼窩」を扱う.「総論」では,眼手術に臨む心構えから,多くの眼手術に共通する基本事項を細部にわたり具体的に解説する.「眼窩」では,眼窩疾患の治療に必要な外科的手術について網羅し,止血や縫合,術後管理など,他の眼手術とは一線を画する事項についてWEB動画も用いて解説する他,診断に必要な画像検査の評価についても豊富な図と共に詳述する.

目次

【第1部 総論】
Ⅰ.手術の基本
 1.眼手術に臨む心構え
 2.手術教育システムの構築
 3.手術関連スタッフの教育
II.設備・システム
 1.手術室のセッティング
 2.日帰り手術システムの構築
 3.手術用顕微鏡
 4.手術動画記録システム
III.器具
 1.基本の手術器具
  ●手術器具のディスポパッケージ化
 2.手術器具の洗浄・消毒・滅菌法
  ●クロイツフェルト・ヤコブ病による汚染対策
 3.縫合糸・針
 4.電気メス・炭酸ガスレーザー
IV.準備
 1.術前の全身評価
 2.術中・術後の全身管理
 3.手術前の準備・左右の確認
 4.術者の準備
 5.術野の準備
  ●術中の術野減菌化
Ⅴ.手術の実際
 1.麻酔
 2.手術器具の持ち方と使い方
 3.手術助手・器械出し
 4.手術記録
Ⅵ.眼手術の基礎知識
 1.眼手術と眼薬理
 2.眼手術と眼生理
 3.眼科手術と創傷治癒
 4.眼手術と病理検査
 5.眼手術と保険医療・保険点数
 6.眼科手術とリスクマネジメント
 7.眼手術と訴訟
【第2部 眼窩】
Ⅰ.眼窩手術に必要な基礎知識
 1.眼窩を構成する骨
 2.眼窩の血管
 3.眼窩の神経
 4.眼窩の脂肪と隔膜構造
 5.涙腺の解剖と生理
 6.眼窩に関連した副鼻腔の解剖
II.眼窩手術の器具・材料
 1.眼窩骨折および眼窩腫瘍手術に必要な器具
III.眼窩手術の基本手技
 1.顕微鏡とセッティング
 2.消毒,ドレープ,麻酔
 3.切開,展開(骨切り),止血,縫合
 4.術後のケア
IV.眼窩骨折の整復術
 1.眼窩骨折の臨床診断
 2.眼窩骨折の画像診断
  ●顔面骨骨折の診断のポイント
 3.眼窩骨折治療の適応
 4.眼窩下壁骨折の治療
 5.眼窩内壁骨折の治療
 6.人工材料を用いた眼窩の再建
 7.バルーンを用いた整復術
Ⅴ.眼窩異物摘出術
 1.眼窩異物摘出術
Ⅵ.眼窩腫瘍摘出術
 1.眼窩腫瘍の臨床診断
  ●眼窩腫瘍の統計
 2.眼窩腫瘍の画像診断
  ●眼窩腫瘍の鑑別診断① 甲状腺眼症
  ●眼窩腫瘍の鑑別診断② 特発性眼窩炎症
  ●眼窩疾患における眼球運動障害の特徴と評価法
 3.眼窩腫瘍手術の適応
 4.眼窩前方にある腫瘍の摘出術
 5.眼窩内側にある腫瘍の摘出術
 6.筋円錐内にある腫瘍の摘出術
 7.涙腺部腫瘍摘出術
  ●涙腺悪性腫瘍に対する重粒子線治療
 8.経頭蓋アプローチ
 9.術後合併症とその対策
 10.眼窩腫瘍の生検
  ●摘出組織の取り扱い法(生検組織を含む)
  ●眼窩腫瘍の病理組織診断に用いられる特殊染色
  ●眼窩悪性リンパ腫の診断に必要な病理以外の検査
VII.眼窩蜂窩織炎と骨膜下膿瘍の治療
 1.眼窩蜂窩織炎と骨膜下膿瘍の診断
 2.眼窩蜂窩織炎と骨膜下膿瘍の外科的治療法
  ●マイラゲルによるトラブル
VIII.その他の眼窩手術
 1.眼球摘出術
 2.眼球内容除去術
  ●可動義眼台
 3.眼窩内容除去術
  ●内視鏡を用いた副鼻腔手術時のトラブル
索引