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麻酔科プラクティス 5

麻酔科必携 周術期のリスク管理

安全対策・感染予防・合併症管理

麻酔科必携 周術期のリスク管理
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筆頭著者 水本 一弘 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年9月20日

ページ数 276

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-2851-1

印刷版発行年月 2021年6月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830628511

書籍・雑誌概要

近年,医療機器・モニタリング・薬剤の開発や種々のガイドラインの導入で,麻酔・周術期管理の質は向上したが,多職種協働のノンテクニカルスキルによる有害事象も増加している.専門医認定・更新では,安全,感染および倫理の研修が必須で,求められる知識と技能は拡大している.本書は,周術期リスク管理の現状に対応し,安全対策・感染予防・合併症管理で実践できる情報を集約した,手術室や周術期外来での即戦力となる一冊.

目次

Ⅰ 周術期の安全対策
 1 麻酔前診察と説明・同意取得
 [B]周術期口腔ケア
 2 常用薬の周術期管理
 [T]ペイシェントフローマネジメントと周術期管理チーム
 3 抗血栓療法と処置・カテーテル管理
 4 薬剤誤投与防止対策(誤接続防止コネクター)
 5 手術室と電気設備
 [K&P]手術室内の騒音とBGM
 6 災害に対する備え1:火災
 7 災害に対する備え2:地震
 [OPA]KYT(危険予知トレーニング)とKYK(危険予知活動/行動)
 8 X線装置の適正使用
 9 周術期患者の体温管理
 10 チェックリストの活用
 [T]TeamSTEPPSⓇ
 11 気道確保の方策(導入編)
 12 気道管理の方策(抜管編)
 13 手術室での心停止とその対応
 14 異物体内遺残防止
 15 アクシデント発生時の対応
 [T]周術期医療チームに必要な心理的安全性
 16 臨床工学技士の役割
 17 サテライトファーマシー
 18 チーム医療とノンテクニカルスキル
 [T]レジリエンス・エンジニアリング

Ⅱ 周術期の感染予防
 1 消毒と滅菌
 2 周術期の抗菌薬使用法
 [K&P]術中管理と術後感染
 3 針刺し事故の予防
 4 カテーテル関連感染の予防
 5 飛沫感染・空気感染の予防
 6 輸血関連感染症と自己血輸血
 7 スタンダードプリコーションとマキシマルプリコーション

Ⅲ 周術期の合併症管理
 1 循環器系
  1)心筋虚血・急性冠症候群
  2)アナフィラキシーショック
 [B]エピネット
  3)危険な不整脈
 2 呼吸器系
  1)肺血栓塞栓症
  2)周術期誤嚥性肺炎
  3)気胸
  4)気管支喘息
 [OPA]喉頭痙攣とlaryngospasm notch
 3 神経・筋系
  1)神経障害(中枢)
  2)神経障害(末梢)
  3)悪性高熱症
  4)覚醒遅延の鑑別
  5)局所麻酔薬中毒
  6)術後せん妄
  7)術中覚醒
 [T]SedasysⓇとロボット麻酔
  8)麻酔と認知機能
  9)周術期の皮膚障害
 4 体液・代謝系
  1)危機的出血
  2)PONV
  3)乏尿

索 引

[T]=Topics
[B]=Basic
[K&P]=Knack & Pitfalls
[OPA]=One Point Advice

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