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やっくん先生のそこが知りたかった中毒診療 ~だから中毒診療はおもしろいんよ~

やっくん先生のそこが知りたかった中毒診療 ~だから中毒診療はおもしろいんよ~
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筆頭著者 薬師寺 泰匡 (著)

金芳堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年5月3日

ページ数 136

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7653-1805-1

印刷版発行年月 2020年2月

書籍・雑誌概要

中毒診療は、現場に入るまでに、実務的なことをしっかり学ぶ機会があまりありません。そのため、現場に入って困る場面にたくさん遭遇します。

「病歴聴取できないよ…」
「警察呼ぶの?呼ばないの?」
「拮抗薬って覚えなきゃいけないの?」
「患者さん、暴れているやん!」

このような困った経験を繰り返すうちに、多くの方は、中毒診療が嫌いになり、苦手意識を持つようになります。

本書は、中毒診療について、どうすれば良いのか体系化された方法を、わかりやすく伝えています。また、中毒診療の実務に役立つ“攻略本”のような書籍になることを目指し、正攻法から裏技的な方法まで紹介しました。中毒診療に携わる医師や研修医、そして、看護師、薬剤師に役立つ一冊です。

目次

第1章 中毒の話 基本原則
1-1 中毒診療は嫌われている?
1-2 中毒診療はこれだけでいい

第2章 ABCDEアプローチ
2-1 「ABCDEアプローチ」とは?
2-2 A(Airway:気道)へのアプローチ
2-3 B(Breathing:呼吸)へのアプローチ
2-4 C(Circulation:循環)へのアプローチ
2-5 D(Dysfunction of CNS:意識障害)へのアプローチ
2-6 E(Exposure and Environmental control:脱衣と体温管理)へのアプローチ

第3章 病歴聴取と身体診察
3-1 病歴聴取
3-2 中毒であるとわかっている場合は
3-3 身体診察

第4章 検査
4-1 血糖測定
4-2 血液ガス検査を使おう
4-3 心電図
4-4 簡易検査
4-5 浸透圧を測定しよう

第5章 除染・体外排泄を考える
5-1 催吐
5-2 胃洗浄
5-3 活性炭
5-4 強制利尿って役に立つのか?
5-5 血液浄化療法

第6章 拮抗薬・解毒薬
6-1 拮抗薬・解毒薬は知っておく
6-2 中毒起因物質や毒性代謝物の受容体を阻害する
6-3 失活した酵素を再活性化させる
6-4 中毒起因物質または毒性代謝物を無毒化させる
6-5 毒性代謝物への代謝を抑制する
6-6 毒性代謝物の代謝を促進する
6-7 中毒起因物質の排泄を促進する
6-8 中毒起因物質の薬理反応に対抗する

第7章 支持療法を行う
7-1 「ABCDE」に戻る
7-2 A(Airway:気道)の管理
7-3 B(Breathing:呼吸)の管理
7-4 C(Circulation:循環)の管理
7-5 D(Dysfunction of CNS:意識障害)の管理
7-6 E(Exposure and Environmental control:脱衣と体温管理)の管理
7-7 P(Psychiatric evaluation:精神科的評価)の管理
7-8 再企図は負け
7-9 入院を拒否されたら
7-10 精神科との連携をする

第8章 行政との協力
8-1 それはチクるといいことがあるのか
8-2 社会正義 vs 治療効果
8-3 守秘義務 vs 通報義務
8-4 届け出が決まっている場合もある
8-5 警察が証拠を求めている時は?
8-6 診察にならない時は?

第9章 実践中毒診療:急性アルコール中毒診療
9-1 日本で多い急性アルコール中毒
9-2 急性アルコール中毒の治療
 ① ABCDEアプローチ
 ② 病歴聴取と身体診察(トキシドロームを参考に)
 ③ 検査
 ④ 除染・体外排泄を考える
 ⑤ あれば拮抗薬・解毒薬を使う
 ⑥ 支持療法を行う
 ⑦ 行政との協力をする
9-3 お話できない人の対応
9-4 検査を拒否する患者さんに検査をしなくても良いか?
9-5 CURVES

おわりに
中毒診療の攻略法のまとめ
索引
著者プロフィール

コラム
・中毒診療のバイブルたち
・ホームズも愛したコカイン
・暴れる患者の鎮静法
・主訴:薬を盛られたかもしれない
・フグでゾンビ化