書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
≪新篇眼科プラクティス 14≫
そこが知りたかった!弱視斜視診療のポイント
筆頭著者 佐藤 美保 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2024年4月17日
ページ数 312
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-5627-9
印刷版発行年月 2024年4月
書籍・雑誌概要
弱視・斜視について,実際の診療の場面で役立つ知識を凝縮!わかりやすい用語・豊富な図表を用いて理解しやすい.これから専門医を目指す眼科医からベテラン眼科医,そして視能訓練士まで知識のアップデートに最適の一冊.【シリーズ概要】「日常臨床にすぐ役立つ」をコンセプトとした「眼科プラクティス」の最新シリーズ.今シリーズでは図版をより効果的に示すことで,さらにビジュアル面を大幅強化.直感的に理解できる「視る教科書」を目指した.
目次
【総説】
弱視の歴史と未来に向けて
斜視の歴史と未来に向けて
【解説】
Ⅰ.弱視
1.小児の視覚発達
1)視力の正常発達
2)両眼視機能の正常発達
3)脳の可塑性と臨界期(感受性期)
2.弱視の分類と定義
3.弱視の鑑別疾患
4.弱視の検査
1)弱視のスクリーニング
[T]3歳児健診への屈折検査の導入
2)検査・診察の流れ
3)視力検査
4)固視検査
5)屈折検査
6)両眼視機能検査
5.弱視の分類
1)形態覚遮断弱視
2)斜視弱視
3)屈折異常弱視
4)不同視弱視
5)微小斜視弱視
6)経線弱視
6.弱視の治療
1)屈折矯正
[O]小児弱視の治療用眼鏡等の療養費
2)健眼遮閉
[O]弱視治療中の近見作業
3)健眼アトロピン点眼
[C]アトロピンペナリゼーションは有効か?
[C]眼間抑制に対する治療
4)弱視治療の最終目標と弱視の再発
[C]成人弱視でも視力回復は可能か?
[A]器質的疾患に伴う弱視
Ⅱ.斜視
1.斜視を理解するために必要な解剖・生理
1)解剖
2)生理
2.斜視の定義・鑑別
1)斜視の定義
2)複視の鑑別診断
3.斜視の運動面の検査
1)眼位検査に必要な器具
2)眼位検査
3)眼球運動検査
[O]頭位異常の確認方法
4.斜視の感覚面の検査
1)斜視の症状
2)日常両眼視検査
3)複視検査
4)プリズムアダプテーションテスト
5.診断に必要なその他の検査
1)血液検査
2)画像検査
3)眼底写真の活用
[A]OCTの活用
4)眼球牽引試験
[C]後天性斜視に頭部MRIは必要か?
6.各種斜視
1)乳児内斜視
2)調節性内斜視
3)間欠性外斜視
4)恒常性外斜視
5)A-V型斜視
6)先天性上斜筋麻痺と下斜筋過動
7)交代性斜位症候群
8)近視性内斜視
9)Sagging eye syndrome
10)急性後天共同性内斜視
[C]デジタルデバイスの過剰使用は斜視の原因になるか?
11)外傷性斜視
12)動眼神経麻痺
13)滑車神経麻痺
14)外転神経麻痺
15)重症筋無力症
16)甲状腺眼症
17)Duane症候群
18)Brown症候群
19)CPEO,CFEOM
20)感覚性斜視(廃用性斜視)
21)続発斜視
22)医原性斜視
23)眼振
7.斜視の治療(非観血的)
1)眼鏡処方(屈折矯正)
2)視能訓練
3)プリズム治療
4)ボツリヌス注射
5)複視に対する遮閉療法
[C]術式と術量の選択
8.斜視の治療(観血的)
1)手術準備
2)結膜切開と縫合
3)直筋の後転術
4)直筋の前転術
5)斜筋手術
[A]回旋斜視に対する手術
6)筋移動術
7)切腱術
8)調節糸法
9)手術合併症と対応
10)術後管理
[O]斜視手術後の複視への対応
索引
Topics=[T]
One Point Advice=[O]
Controversy=[C]
Advanced Techniques=[A]