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≪アロスエルゴン 2-3≫

アロス エルゴン Vol.2 No.3 免疫療法の新たな展開-発症予防、併存疾患への影響も含めて

アロス エルゴン Vol.2 No.3 免疫療法の新たな展開-発症予防、併存疾患への影響も含めて
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≪アロスエルゴン 2-3≫

筆頭著者 大久保 公裕 (編)

日本医科大学大学院医学研究科

その他の著者 大久保公裕,神沼修,後藤穣,米倉修二,永田真,柳田紀之,二村昌樹,海老澤元宏,笹本明義,田中裕也,中野信浩,米山俊之,北浦次郎,正木克宜,佐橋紀夫,内尾英一,福家辰樹,堀向健太,樺島重憲,谷口正実,小屋俊之,坪川史人,長谷耕二

クリニコ出版

電子版ISBN 978-4-910396-28-6

電子版発売日 2022年9月26日

ページ数 128

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-910396-27-9

印刷版発行年月 2022年9月

DOI https://doi.org/10.34550/9784910396286

書籍・雑誌概要

舌下免疫療法(sublingual immunotherapy:SLIT)の開発,普及によって,アレルギー疾患治療は新時代を迎えている。SLIT には,①アレルゲン溶液や錠剤を舌下に保持するだけの簡単な操作であること,②皮下免疫療法(subcutaneous immunotherapy:SCIT)や経口免疫療法(oral immmunotherapy:OIT)等,アナフィラキシーを誘発する危険性のある他のアレルゲン免疫療法(allergen immunotherapy:AIT)に比べ,副作用がはるかに少ないこと,③そのため,在宅でも患者自身による服薬が可能なこと,④各種対症療法と比較しても,副作用の懸念が少ないこと,⑤対症療法とは異なり,症状の軽減だけでなく,アレルギー疾患の根治も期待できること等,多くの有益な特長がある。一方,十分な効果を得るためには長期間の治療が必要であることが欠点であるものの,ほぼ唯一のものと言える。

目次

特集「免疫療法の新たな展開-発症予防、併存疾患への影響も含めて」

1.鼻炎領域のアレルゲン免疫療法-歴史から現在まで- 大久保 公裕

2.舌下免疫療法のメカニズム解明-臨床研究からわかったこと-  神沼 修・後藤 穣

3.長期寛解・治癒の可能性 米倉 修二

4.喘息診療におけるアレルゲン免疫療法 永田  真

5.経口免疫療法の到達点とこれからの展望 柳田 紀之・二村 昌樹・海老澤 元宏

6.免疫療法の新たな展開-発症予防、併存疾患への影響を含めて- 笹本 明義

7.アレルゲン免疫療法による喘息発症予防の可能性 田中 裕也

8.経口免疫療法による食物アレルギー症状の発生抑制のメカニズム 中野 信浩・米山 俊之・北浦 次郎


連載

・アレルギー診療における抗ヒスタミン薬・汎用薬を見直す

 (3)上気道炎の診療における抗ヒスタミン薬、鎮咳薬、去痰薬 正木 克宜

・問題提起

 花粉症と花粉症診療② 花粉観測の歴史、観測方法 佐橋 紀夫

・アレルギー診療をこれから始める⑥

 眼科の立場から 内尾 英一

・アレルギー診療Pros & Cons

 食物アレルギー発症予防のためのスキンケアの可否:特に生後早期からの保湿使用の是非

 アトピー性皮膚炎に対するプロアクティブ治療の可否 福家辰樹 堀向健太 樺島重憲

・分子標的治療薬の新展開

 ①抗IL-5中和抗体、メポリズマブー喘息と好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)における意義ー 谷口 正実

 ②ベンラリズマブ 小屋 俊之・坪川史人

・アレルギーの主役?脇役? スパイス編 

 ①腸管粘膜のM細胞とアレルギー 長谷 耕二

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