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アロス エルゴン Vol.2 No.2 ここまで変わったアトピー性皮膚炎病態論と治療UPDATE~新しいコンセプトに基づく治療へのアプローチ~

アロス エルゴン Vol.2 No.2 ここまで変わったアトピー性皮膚炎病態論と治療UPDATE~新しいコンセプトに基づく治療へのアプローチ~
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筆頭著者 宮地 良樹 (編)

静岡社会健康医学大学院大学学長/京都大学名誉教授

その他の著者 宮地良樹,佐伯秀久,森実真,本田哲也,室田浩之,天野博雄,安部正敏,堀向健太,井川健,桺原茂人,大塚篤司,谷崎英昭,加藤則人,永倉仁史,永倉俊和,谷内一彦,遠藤朝彦,岡野光博,金井健吾,岡愛子

クリニコ出版

電子版ISBN 978-4-910396-25-5

電子版発売日 2022年5月30日

ページ数 132

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-910396-24-8

印刷版発行年月 2022年6月

DOI https://doi.org/10.34550/9784910396255

書籍・雑誌概要

アトピー性皮膚炎(AD)の病態論と治療は今,大きな潮目を迎えている。皮膚のバリア機能異常,かゆみ,免疫学的異常(Type2炎症)の3つが密接に関連し,ADの病態形成に関与しているという「三位一体病態論」は,病態解明におけるブレイクスルーとなった。また「三位一体病態論」を踏まえた治療が,AD治療における大きな一歩となりつつある。本特集では,AD各領域の専門家による,「なぜかゆみや炎症が生じるのか」といったかゆみや皮膚のアレルギー炎症の機序から,新しい治療薬についての最新の知見に至るまでを紹介し,さらに,薬物療法の効果が見られにくい例や“難治”例に対するアプローチもふまえ,病態のさらなる解明や新規の治療薬の登場なども論じている。今後のAD治療の全容解明への展望に一石を投じる機会となれば幸いである。

目次

序論 潮目を迎えたアトピー性皮膚炎診療 宮地 良樹
1 アトピー性皮膚炎の三位一体病態論を踏まえた新ガイドライン2021 佐伯 秀久
2 アトピー性皮膚炎におけるドライスキンと皮膚過敏性 森実  真
3 アトピー性皮膚炎の皮膚アレルギー炎症はなぜ起こり,どうすればコントロールできるか? 本田 哲也
4 抗ヒスタミン薬が奏効しないアトピー性皮膚炎の痒みの機序と新しいアプローチ 室田 浩之
5 スキンケアと外用療法がアトピー性皮膚炎治療の基本~プロアクティブ療法とバイオマーカー 天野 博雄
6 アトピー性皮膚炎外用新薬の動向と使い方 安部 正敏
7 アレルギーマーチを見据えた小児アトピー性皮膚炎の予防と治療のストラテジー 堀向 健太
8 なぜ難治性アトピー性皮膚炎になるのか? 井川  健
9 どういうアトピー性皮膚炎に全身療法が必要となるか?~重症度と病勢の評価法~ 桺原 茂人ほか
10 アトピー性皮膚炎内服新薬の動向と使い方 谷崎 英昭
11 アトピー性皮膚炎注射新薬の動向と使い方 加藤 則人
アトピー性皮膚炎を知るための論文
アレルギー診療をこれから始める⑤ アレルギー性鼻炎の診断をどうするか 永倉 仁史
今日のアロスエルゴン② 象を触る 永倉 俊和
アレルギー診療における抗ヒスタミン薬・汎用薬を見直す② 抗ヒスタミン薬の薬理作用 谷内 一彦
問題提起 花粉症と花粉症情報① 遠藤 朝彦
分子標的治療薬の新しい展開 季節性アレルギー性鼻炎におけるオマリズマブ 岡野 光博ほか

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