書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
初めの一歩は絵で学ぶ 免疫学
「わたしの体」をまもる仕組み
筆頭著者 田中 稔之 (著)
じほう
電子版ISBN
電子版発売日 2021年5月10日
ページ数 252
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8407-4654-0
印刷版発行年月 2016年8月
書籍・雑誌概要
●複雑な免疫の仕組みにつまずいてしまった方にこそおすすめ! 本当にわかりやすい、免疫学の入門書!
マクロファージ、樹状細胞、B細胞、T細胞、NK細胞、マスト細胞、好中球、好酸球、好塩基球……「わたしの体」のなかの免疫部隊(白血球)が、悪い敵(病原体)から「わたしの体」をまもるために、激しい戦いを繰り広げます! 怪しいとみたら片っ端から食べるやつ、戦う武器をつくるやつ、仲間を呼びに走るやつ、殺し屋として働くやつ、仲間が働きやすいように助けるやつ……と役割分担はさまざま。変身したり、パワーアップしたり、クローン増殖したりと、あの手この手で病原体退治に奔走します。ところが、一致団結していたはずの免疫部隊のなかから、「わたしの体」を攻撃するやつが現れて……。
わかりやすいイラストとかみ砕いた解説で繰り広げられるスピーディな展開に、ハラハラドキドキが止まらない! 読み終えるころには、複雑なはずの免疫学の基礎がすんなりと頭に入っています!
目次
第1部 教えて、わたしのまもり方
第1章 「免疫」って、何してるの?:「わたしの体」と免疫
第2章 免疫部隊の仲間たち:免疫反応で働く細胞
第3章 急いで急いで、大変だ!:生体のバリアと自然免疫による防御
第4章 じっくりしっかり、大活躍:適応免疫の基本ルール
第2部 教えて、免疫部隊のひみつ
第5章 免疫部隊の生い立ちと強くて優しいひみつ:リンパ球の多様性と自己寛容の成り立ち
第6章 免疫部隊の基地と移動のひみつ:リンパ組織とリンパ球の移動
第7章 抗体ミサイルのひみつ:B細胞による抗体の産生とその働き
第8章 相手を見きわめるT細胞のひみつ:病原体に応じたT細胞の分業と働き
第3部 てんやわんやの、免疫部隊
第9章 免疫部隊は大さわぎ:免疫が原因となる病気(アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全症)
第10章 「わたしの体」ウォーズ:免疫応答の人為的な制御(がん免疫・移植免疫)