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小児消化管感染症診療ガイドライン2024

小児消化管感染症診療ガイドライン2024
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筆頭著者 日本小児感染症学会 日本小児消化管感染症・免疫アレルギー研究会 (監)

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8191-5

電子版発売日 2024年11月22日

ページ数 244

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7878-2399-1

印刷版発行年月 2024年11月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787881915

書籍・雑誌概要

小児消化管感染症の治療法に関する9つのCQと,専門家による解説で構成.
CQはMinds 2020診療ガイドラインに準拠し,小児の感染性胃腸炎に対する非抗菌薬,抗菌薬の治療法について,特に抗菌薬では適正使用の観点も反映させ作成している.
解説では,疫学,診断,治療,予後,特殊な状況での感染症や予防,また臨床現場で役立つよう,小児用量についても可能な限り記載.小児の消化管感染症にかかわるすべての医師に必携の書.

目次

口 絵
序 文

本ガイドラインの特徴
ガイドラインの作成過程
資 料
作成組織
推奨の強さとエビデンスの強さについて
Clinical Question(CQ)と推奨文,推奨とエビデンスの強さ
CQとシステマティックレビュー(SR),メタ解析(MA)実施状況

第1章 Clinical Question(CQ)編
■非抗菌薬
 CQ1-1 小児の感染性胃腸炎による脱水症の治療に経口補水療法は初期治療として推奨されるか?
 CQ1-2 小児の感染性胃腸炎による脱水症に対して,推奨される是正輸液療法の輸液組成は何か?
 CQ1-3 小児の感染性胃腸炎に対して整腸薬投与は推奨されるか?
 CQ1-4 小児の感染性胃腸炎に対して制吐薬投与は推奨されるか?
■抗菌薬
 CQ2-1 小児のカンピロバクター腸炎に抗菌薬は推奨されるか?
 CQ2-2 小児の非チフス性サルモネラ属感染症の重症化予防および罹病期間短縮・神経学的合併症の予防を目的とした抗菌薬投与は推奨されるか?
 CQ2-3 小児のエルシニア感染症に抗菌薬は推奨されるか?
 CQ2-4 2歳以上の小児において,初発Clostridioides difficile感染症患者を治療する場合の治療薬としてバンコマイシンは推奨されるか?
 CQ2-5 小児の腸管出血性大腸菌(EHEC)感染症に抗菌薬は推奨されるか?

第2章 解説編
1 小児消化管感染症の診断
 1.消化管感染症の定義と鑑別すべき疾患
 2.症状の特徴と便の性状
 3.便培養とGram染色
 4.ウイルス性胃腸炎における便の迅速抗原検査
 5.腹部超音波
 6.内視鏡-炎症性腸疾患(IBD)との鑑別
 7.脱水症の重症度判定
2 小児消化管感染症の治療
 1.経口補水療法,経静脈輸液療法
 2.整腸薬
 3.制吐薬,止痢薬
 4.抗菌薬
3 ウイルス性胃腸炎
 1.ロタウイルス
 2.ノロウイルス
 3.アデノウイルス
 4.その他のウイルス性胃腸炎-サポウイルス胃腸炎,アストロウイルス胃腸炎
4 細菌性胃腸炎
 1.カンピロバクター
 2.サルモネラ
 3.下痢原性大腸菌
 4.エルシニア
 5.ヘリコバクター・ピロリ
 6.腸チフス,パラチフス
 7.コレラ,赤痢
 8.Clostridioides difficile感染症
 9.腸結核
 10.その他の細菌性胃腸炎-ビブリオ腸炎,プレジオモナス腸炎,エロモナス腸炎
5 寄生虫
6 特殊な状況での小児消化管感染症
 1.免疫不全症における消化管感染症
 2.小児外科疾患における消化管感染症
 3.NICUにおける消化管感染症
 4.海外渡航関連の消化管感染症
 5.消化管常在細菌叢の薬剤耐性化
7 予防と届出・登園許可
 1.ロタウイルスワクチン
 2.院内感染対策
 3.サーベイランス,行政への届出
 4.登園・登校許可

付録:略語一覧
・主な抗菌薬略語一覧
・その他の略語一覧

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