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ベーチェット病診療ガイドライン2020

ベーチェット病診療ガイドライン2020
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筆頭著者 日本ベーチェット病学会 (監修)

診断と治療社

電子版ISBN 978-4-7878-8098-7

電子版発売日 2023年10月10日

ページ数 200

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7878-2404-2

印刷版発行年月 2020年1月

DOI https://doi.org/10.34433/9784787880987

書籍・雑誌概要

ベーチェット病は,全身に多様な症状が出現する難治性炎症性疾患で,特異的な検査所見がないために診断に苦慮することも少なくありません.本書では多臓器にわたる症状を横断的に理解できるよう,治療に限らず症状や所見に関するアルゴリズム・CQを豊富に収録し,ベーチェット病の多彩な症状・所見・治療すべてを網羅.ベーチェット病専門外の一般医にも使いやすい1冊です.

目次

序 文……水木信久
執筆・協力一覧
略語一覧

第1章 ガイドライン作成にあたって……水木信久
第2章 ベーチェット病の疾患概念,病因・病態
 [1]疾患概念……大野重昭
 [2]病因・病態……石ヶ坪良明/竹内正樹/水木信久
第3章 ベーチェット病の臨床
 [1]症状,身体所見
 ❶主症状
  (a)口腔内アフタ性潰瘍……中村晃一郎
  (b)皮膚症状……中村晃一郎
  (c)眼症状……南場研一
  (d)外陰部潰瘍……中村晃一郎
 ❷副症状
  (a)関節炎……齋藤和義/廣畑俊成
  (b)精巣上体炎(副睾丸炎)……菊地弘敏
  (c)消化器病変(腸管型ベーチェット病)……久松理一
  (d)血管病変(血管型ベーチェット病)……岳野光洋
  (e)中枢神経病変(神経型ベーチェット病)……廣畑俊成
 [2]血液生化学検査所見……井上 詠
 [3]厚生労働省ベーチェット病診断基準(2016年小改訂)
 [4]ベーチェット病重症度分類(2016年小改訂)
 [5]疫学(症状,重症度の変遷)……石戸岳仁/黒澤美智子
 [6]ベーチェット病患者の妊娠について……岳野光洋
 [7]小児ベーチェット病の特徴……山口賢一
第4章 ベーチェット病の診療ガイドライン
 [1]診断・治療に関するアルゴリズム
  ❶皮膚粘膜病変治療アルゴリズム
  ❷眼病変治療アルゴリズム
  ❸関節病変治療アルゴリズム
  ❹精巣上体炎診断治療アルゴリズム
  ❺腸管型ベーチェット病診断治療アルゴリズム
  ❻血管型ベーチェット病診断治療アルゴリズム
  ❼神経型ベーチェット病診断治療アルゴリズム
 [2]診断・治療のクリニカルクエスチョン(CQ)と推奨文,推奨度,解説
  ❶皮膚粘膜病変CQ
   (a)口腔内アフタ性潰瘍
   (b)外陰部潰瘍
   (c)結節性紅斑
   (d)毛包炎様皮疹
   (e)血栓性静脈炎
  ❷眼病変CQ
   (a)眼発作時の治療
   (b)眼発作抑制の治療(TNF阻害薬以外の治療)
   (c)TNF阻害薬
   (d)眼科手術
  ❸関節病変CQ
  ❹精巣上体炎CQ
  ❺腸管病変CQ
   (a)診 断
   (b)予 後
   (c)モニタリングと治療目標
   (d)治療(内科的治療)・総論
   (e)治療(内科的治療)・各論
   (f)治療(外科的治療)
   (g)その他(小児例,トリソミー8など)
  ❻血管病変CQ
  ❼神経病変CQ
   (a)神経型ベーチェット病の一般的事項
   (b)急性型神経型ベーチェット病について
   (c)慢性進行型神経型ベーチェット病について
  ❽小児ベーチェット病CQ
  ❾治療総論CQ
   (a)TNF阻害薬に関する注意点
   (b)妊娠・授乳中の薬物治療リスク
第5章 参考資料・情報
 [1]ベーチェット病国際診断基準(ISG,ICBD,PEDBDなど)との比較……岳野光洋
 [2]神経型ベーチェット病メタ解析……石戸みづほ/堀田信之
 [3]ベーチェット病臨床調査個人票(2016年改訂)
 [4]関連情報
 [5]ベーチェット病患者会情報
 [6]ベーチェット病に関する調査研究班のあゆみ