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現場がエキスパートに聞きたいベーチェット病
筆頭著者 岳野 光洋 (編著)
日本医事新報社
電子版ISBN
電子版発売日 2023年4月10日
ページ数 180
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7849-1397-8
印刷版発行年月 2023年2月
書籍・雑誌概要
日常診療の疑問に答える!
◆「原因不明の難病」であるベーチェット病。徐々に診療面での知見は集まっているとはいえ,日常診療での悩みどころも多いものです。
◆本書は,ベーチェット病の基礎から最新知見,執筆者たちの経験を丁寧に解説しています。
◆ベーチェット病診療をする上での疑問を解決するための1冊です。
目次
1章 ベーチェット病の臨床
1 はじめに
2 日本における近年の疫学動向
3 粘膜病変(口腔内アフタ,外陰部潰瘍)
4 皮膚病変
5 眼症状
6 関節炎
7 精巣上体炎
8 腸管病変
9 血管病変
10 神経病変
2章 ベーチェット病治療薬を使いこなすには
1 コルヒチン
2 アザチオプリン
3 シクロスポリン
4 TNF阻害薬
5 アプレミラスト
3章 エキスパートに聞きたい
1 Nature vs Nurture
2 自己免疫 vs 自己炎症
3 HLA-B51の診断的意義(ASとの比較から)
4 臨床症状における人種差
5 TNF阻害薬の中止は可能か
6 眼科手術の変遷
7 腸管型におけるTNF阻害薬と副腎皮質ステロイドの使い分け
8 MDS合併腸管型ベーチェット病の治療
9 腸管手術の留意点
10 血管病変に対する抗凝固療法
11 血管病変:手術 vs 血管内治療
12 CPNBのバイオマーカーとしてのIL-6について
13 分子標的薬の可能性(TNF阻害薬,PDE4阻害薬以外)
14 ベーチェット病と妊娠
15 小児ベーチェット病の特徴は
16 ベーチェット病におけるTreat-to-target(T2T)は可能か
17 precision medicineに向けて
18 ベーチェット病と感染症 COVID-19の経験から