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発達障害の診断と治療 ADHDとASD
筆頭著者 榊原 洋一 (編著)
お茶の水大学 名誉教授
その他の著者等 神尾陽子
診断と治療社
電子版ISBN 978-4-7878-8072-7
電子版発売日 2023年5月8日
ページ数 252
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7878-2534-6
印刷版発行年月 2023年4月
書籍・雑誌概要
小児科医×児童精神科医のコラボ!発達障害(ADHDとASD)の診断と治療,疫学や併存症,ライフコースに沿った経過や生物学的病態,障害概念の歴史的経緯などを,最新のエビデンスに基づいてわかりやすく解説.さらには,著者らの熱い思いが詰まったコラムも必見!発達障害研究・臨床の最前線をいく著者らによる,渾身の一作です!
目次
序 文 榊原洋一
執筆者一覧
第1章 総 論 榊原洋一
1 発達障害総論
第2章 ADHD 榊原洋一
1 障害概念の歴史的経緯と今日の診断分類
2 ライフコースに沿った臨床症状とその経過
a)乳幼児期
b)学齢期
c)青年期
d)成人期
3 疫学と併存症
4 生物学的病態
a)神経生理学
b)脳機能画像
5 アセスメントと診断
6 治 療
a)総論,薬物治療概論
b)薬物治療各論
c)心理社会的治療
d)長期治療,合併・併存症のあるADHDの治療
7 事例紹介
第3章 ASD 神尾陽子(5 a)~c)を除く)
1 障害概念の歴史的経緯と今日の診断分類
2 ライフコースに沿った臨床症状とその経過
a)乳幼児期
b)学齢期
c)青年期
d)成人期
3 疫 学
4 併存症
5 生物学的病態
a)ゲノム・エピゲノム 内匠 透
b)神経生理学 飛松省三
c)脳画像研究 義村さや香,村井俊哉
d)発達認知神経科学:エンドフェノタイプを探して
6 アセスメントと診断
7 治 療
a)治療総論
b)治療各論:幼児期
c)治療各論:児童青年期
d)治療各論:成人期
8 事例紹介
第4章 今後の発達臨床の行方 神尾陽子
1 今後の発達臨床の行方
おわりに 神尾陽子
索 引
Column
発達障害の邦訳診断名の混乱
2e(twice exceptional)
過剰検査・過少検査
女性のASD
グレーゾーン
きょうだいを育てている親のための3つのヒント