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≪リハビリナース2026年秋季増刊≫

高次脳機能障害にかかわるとき、最初に読む本

高次脳機能障害にかかわるとき、最初に読む本
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≪リハビリナース2026年秋季増刊≫

前島 伸一郎 (監修)

公立那賀病院 認知症疾患医療センター

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2026年9月16日

ページ数 248

判型 B5判

印刷版ISBN 978-4-8404-9043-6

印刷版発行年月 2026年9月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840490436

書籍・雑誌概要

【初めてでもスムーズに看護につなげられる!】
初めて高次脳機能障害にかかわる看護師のために、脳の機能や障害時に脳内で起こっている変化を基礎から解説する。患者さんの行動の意味を理解し、具体的なかかわり方までやさしく学べる。観察から看護につなげる力が身につく実践的な入門書。

目次

はじめに
執筆者一覧

1章 高次脳機能障害の今とこれから(総論)
1 高次脳機能障害ってなに?
2 イラストでわかる脳の機能と高次脳機能障害
Column NOTE:高次脳機能障害者支援法

2章 「覚えられない」「忘れる」障害
1 約束の時間を忘れてしまう、物を置いた場所を忘れて探し回る~エピソード記憶の障害
2 同じ質問や会話を何度も繰り返す~記銘と保持の障害
3 今日の出来事や指示内容を思い出せない~短期記憶・ワーキングメモリの障害
4 日付・曜日・時間帯がわからなくなる~見当識障害(時間的見当識)
5 スケジュールや予定を自分で管理できない~記憶障害による生活管理困難
Column NOTE:展望記憶の評価

3章 言葉を「話せない」「理解できない」障害
1 言いたい言葉が出てこない~ブローカ失語など
2 話しかけても意味がわかっていない~ウェルニッケ失語など
3 ことばは流暢なのに内容が伝わらない~ジャーゴン・語性錯語
4 簡単な読み書きができない~失読・失書をともなう言語の障害
5 コミュニケーションそのものが成立しにくい~重度失語の状態
Column NOTE:MCI・認知症患者の言語障害

4章 「体が思うように動かせない」障害
1 手は思うように動かせるのに、道具の使い方に戸惑い、結局正しく使えない~観念性失行
2 意図したとおりに手足が動かない、真似ができない~観念運動性失行
3 服がうまく着られない、袖を頭に通す~着衣失行
4 図形が描けない、積み木が積めない~構成障害
Column NOTE:臨床神経心理士®とは

5章 「見えない」「見てもわからない」障害
1 左側のものに気付かない、ぶつかる~半側空間無視
2 見えているのに、それが何かわからない~視覚失認
3 人の顔を見てもだれかわからない~相貌失認
4 ポケットやカバンの中で触った物がなにかわからない~触覚失認
5 道順や方向がわからない~地誌的障害(道順障害・街並失認)
6 道具や場面の「全体像」がつかめない~同時失認

6章 「気が散る」「段取りが悪い」障害
1 ぼーっとして話が頭に入っていかない~選択的注意・持続的注意の障害
2 周囲の刺激にすぐ気が散る、必要なものを見落とす~選択的注意の障害
3 複数のことを同時に進めようとすると混乱する~分配性注意の障害7
4 指示を待つだけで、自分から動こうとしない~自発性の低下
5 段取りがバラバラで、いつまでも作業が終わらない~計画性・遂行機能の障害
6 トラブルに弱く、間違いに気づかず繰り返してしまう~柔軟性の欠如、自己修正能力の低下

7章 「怒りっぽい」「空気が読めない」障害
1 ささいなことで怒り出す、感情のブレーキが効かない~病的泣き笑いと破局反応
2 欲しいと思ったら我慢できない、自分勝手な行動が目立つ~欲求抑制の困難・脱抑制
3 他人の気持ちに共感できない、場の空気が読めない~社会的認知の障害と対人関係の問題
4 ひとつのことに病的に執着し、こだわりが強い~固執
5 自分の障害を認めない、リハビリを拒否する~病識欠如への対応
6 社会的行動障害への家族のかかわり方と心理的サポート

8章 入院中~退院後に患者さんが活用できる支援・制度
1 「お金」と「仕事」の不安に応える制度─高額療養費・自立支援医療・療養と仕事の両立支援を中心に─
2 高次脳機能障害の「証(あかし)」を持つ
3 退院後の生活を支える「介護保険サービス」と「障害福祉サービス」
4 障害年金:生活の基盤を安定させるために
5 もう一度「社会」とつながるための支援

索引