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身体拘束最小化はアセスメントが9割

身体拘束最小化はアセスメントが9割
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筆頭著者 白石 朱美 (編著)

育和会記念病院・訪問看護リハビリステーションたもつ/認知症看護認定看護師

メディカ出版

電子版ISBN

電子版発売日 2025年8月29日

ページ数 144

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8404-8825-9

印刷版発行年月 2025年9月

DOI https://doi.org/10.32284/9784840488259

書籍・雑誌概要

【身体拘束最小化に必須の知識と信念】
身体拘束の最小化は、特定のスペシャリストだけの課題ではない。本書では身体拘束のきっかけとなりやすい点滴・胃管・尿道カテーテル・さらには転倒・転落リスクなどに着目し、フィジカルロックだけでなくドラッグロック、スピーチロックを含めたトリプルロックをいかになくせるかという視点で解説した、現場目線の1冊である。

目次

・はじめに
・執筆者一覧

【第1章 フィジカルロックの防止はアセスメントが9割】
■1 フィジカルロックとはなにか~目に見える身体拘束の奥にあるもの~
■2 点滴の自己抜去予防はアセスメントが9割
[9割で語りきれない1割のハナシ1]
フィジカルロックがない世界:多職種のチームで働く介護施設が大切にしていること
■3 胃管の自己抜去予防はアセスメントが9割
[9割で語りきれない1割のハナシ2]
認知症終末期における「Comfort Feeding Only」と経管栄養を選ばない尊厳の守り方
■4 尿道カテーテル抜去予防はアセスメントが9割
■5 オムツ装着患者さんに対する身体拘束の回避は多職種連携が9割
[9割で語りきれない1割のハナシ3]
急性期病院の身体拘束回避の考え方
■6 医療機器を外してしまう患者さんのフィジカルロック回避は多職種連携が9割
■7 酸素外れ予防はアセスメントが9割
[9割で語りきれない1割のハナシ4]
小児の身体拘束の実態~看護師と家族の葛藤~
■8 ドレーン/縫合に関するフィジカルロックの予防はアセスメントが9割
[9割で語りきれない1割のハナシ5]
“安全”vs“尊厳”の綱引きの合意点-「同じ船に乗る」ワンチームへ
■9 転倒・転落リスクに対するフィジカルロック防止はアセスメントが9割
[9割で語りきれない1割のハナシ6]
身体拘束に頼らない組織文化をつくる

【第2章 ドラッグロックの防止は薬の理解と観察が9割】
■1 ドラッグロックは薬剤による身体拘束
■2 ドラッグロックの防止は観察とアセスメントが9割
■3 薬剤投与は開始のタイミングの見きわめが9割
■4 薬剤使用後は経時的な評価が9割
[9割で語りきれない1割のハナシ7]
身体拘束を減らしたければ医療安全を知ろう

【第3章 スピーチロックの防止は聞く力・伝える力が9割】
■1 スピーチロックは言葉による身体拘束
■2 繰り返し訴える患者さんへのスピーチロックの回避は背景のアセスメントが9割
■3 残存能力を奪いかねないスピーチロックの回避は行動背景の理解が9割
■4 夜中に起きている患者さんへのスピーチロックの回避は相談しやすい雰囲気づくりが9割
■5 患者さんのペースを尊重できないスピーチロックの回避は待ちの姿勢が9割
[9割で語りきれない1割のハナシ8]
チームマネジメント~現場のつらさを知ったうえで教育を考えていく

【第4章 身体拘束最小化は事例での具体的なイメージが9割】
■1 ICU患者さんへの身体拘束の回避
■2 急性期病棟患者さんへの身体拘束の回避
■3 回復期リハ病棟患者さんへの身体拘束の回避
[9割で語りきれない1割のハナシ9]
看護界を担うスタッフへ~亡き母が身体拘束されたときの娘の思い

・索引

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