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やさしい漢方入門書/ナースと研修医が知っておきたい漢方のハナシ
ねころんで読める漢方薬
筆頭著者 今津 嘉宏 (著)
芝大門 いまづクリニック 院長
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2019年5月13日
ページ数 160
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8404-6210-5
印刷版発行年月 2017年11月
書籍・雑誌概要
【100分で読める、身につく漢方薬のキホン】
「民間薬とどう違うの?」「病期に合わせた処方って?」そんなギモンにゆるっと答えた漢方書。外科医ながら東洋医学を学び、「漢方内科」にたどりついた筆者が、漢方の基礎知識から四診を活かしたフィジカルアセスメント、症状別漢方薬、副作用まで、漢方のおもしろさをあますところなく解説。
目次
・はじめに
【1章このくらいは知っておこう!漢方と漢方薬のハナシ】
◆1.漢方は実は日本オリジナル~漢方医学の起源って…?~
◆2.民間薬とどう違う?~漢方薬の立ち位置は?~
◆3.「虚実」「陰陽」って何だ?~漢方医学の2進法~
◆4.病期に合わせた処方が大事~太陽病なので早退します!~
◆5.西洋薬と何が違う?~漢方薬を味わってみよう!~
◆6.気血水で何がわかる?(1)「気」とは~病気は「気」のせい?~
◆7.気血水で何がわかる?(2)「血」「水」とは~鶏が先か、卵が先か~
◆8.五感を使ったアセスメント四診~人は見た目で判断する~
【2章フィジカルアセスメントに漢方医学を活用しよう】
◆1.めざせ推理探偵! 望診だけでどこまでわかるか?
◆2.漢方医学のフィジカルアセスメント(1) 舌診
◆3.漢方医学のフィジカルアセスメント(2) 脈診
◆4.漢方医学のフィジカルアセスメント(3) 腹診
【3章これだけは必須!副作用に注意すべき生薬と基本の漢方薬】
<1.副作用に注意すべき生薬>
◆1.アドレナリンの原材料 麻黄
◆2.トリカブトの毒 附子
◆3.漢方薬の7割以上に含まれる 甘草
◆4.下剤プルゼニドと同じ成分 大黄
<2.各症状に効く代表的な漢方薬>
◆1.風邪をひいたとき
◆2.むくみがあるとき
◆3.下痢をしたとき
◆4.便秘になったとき
◆5.腰痛になったとき
◆6.頭痛がするとき
◆7.めまいがするとき
◆8.肝疾患(柴胡を含む処方)
◆9.口内炎ができたとき
◆10.月経に関するトラブル
【4章漢方薬の使いかたと副作用のハナシ】
◆1.謎に包まれた薬物動態~胃の状態は万全に!~
◆2.甘草による偽アルドステロン症~生薬のチェックは忘れずに!~
◆3.小柴胡湯事件から学ぶこと~使い方を誤らないために~
◆4.西洋薬と併用する際の注意点~ストップ! 漢方チャンポン~
◆5.附子の取り扱いは要注意!~トリカブトの安全な使い方~
◆6.下剤を使えば下痢をする~こんなはずじゃなかった…!~
【casestudy】
◆春になると便通が不安定に
【コラム】
(1)服薬のタイミング 食間っていつ?
(2)飲み方の工夫 苦くて飲めません!
(3)女性にこそ漢方薬
(4)便秘の腹部所見
(5)冷え性は存在するのか
(6)服用期間ってどれくらい?長く飲んでいてもよいの?
(7)在宅医療で活躍する漢方薬
(8)統合医療とは?
(9)富山の薬売り
(10)がん漢方の今
(11)子どもへの漢方薬投与とオブラートの使い方