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みんなでできる
医療的ケア児サポートBOOK
筆頭著者 冨田 直 (編著)
照林社
電子版ISBN
電子版発売日 2022年10月3日
ページ数 216
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-7965-2565-7
印刷版発行年月 2022年8月
書籍・雑誌概要
2021年の「医療的ケア児支援法」施行により、医療的ケア児の支援にかかわる施設が増えています。
そこで本書は、はじめて医療的ケア児にかかわるときに必要な知識やアドバイスをまとめました。
多職種連携の視点から、医師、病棟看護師、退院調整看護師、訪問看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)、心理士、理学療法士、相談支援専門員などが執筆しています。
この1冊を通して、基本的な姿勢や、医療的ケアの実践、在宅移行支援、在宅生活における工夫など、支援の全体像を学ぶことができます。
新生児病棟・小児病棟のほか、訪問看護、療育施設、教育機関など、さまざまな現場でご活用ください。
目次
【PART1 医療的ケア児のことを知ろう】
医療的ケア児の特徴と、支援の全体像
1 医療的ケア児の日常生活を知ろう
2 医療的ケア児という用語の意味
3 小児在宅医療の歴史と医療的ケア児の今
4 医療的ケア児を支援する基本姿勢
5 医療的ケア児と家族の生活をイメージする
6 生命を脅かす疾患をもつ子どもたちの支援
7 医療的ケア児の人生を支援する
8 医療的ケア児を支援するチームづくり
●相談支援専門員
●療育施設
●小児の訪問診療
【PART2 医療的ケアの方法を知ろう】
医療的ケアの指導を行うにあたって
1 経管栄養(経鼻胃管、経鼻腸管、胃瘻、腸瘻)
2 経静脈栄養
3 排痰ケア(体位ドレナージ、徒手的呼気介助法)
4 吸引(口鼻腔吸引・気管吸引)
5 気管切開
6 在宅酸素療法(HOT)
7 在宅人工呼吸療法
8 導尿
9 ストーマ
【PART3 退院の準備をしよう】
在宅移行支援のポイント
1 在宅移行支援のプロセス
2 NICUにおける在宅移行支援
3 訪問看護、訪問リハビリテーションとの連携
4 小児の緩和ケアと在宅移行支援
5 医療的ケア児が利用できる医療費助成制度や手当
6 医療機器の購入と障害者手帳
7 医療的ケア児に関わる在宅療養指導管理料
8 在宅移行支援の実際
●新生児病棟から退院する子どもの在宅移行支援(経管栄養、在宅酸素療法)
●気管切開をした子どもの在宅移行支援
●人工呼吸器を装着した子どもの在宅移行支援
【PART4 地域での生活を支えよう】
生活を支える視点として大切なこと
1 外出時の工夫
2 入浴時の工夫
3 訪問リハビリテーション
4 摂食嚥下の支援と口腔ケア
5 発達支援と遊び
6 家族の心の理解と支援
7 在宅で活用できる社会資源
8 緊急時の対応
9 日ごろからの災害対策
【NOTE/COLUMN】
レスパイト入院について知っておきたいこと
自宅で使用する物品の工夫
在宅支援チームにおける主治医の役割
地域に求められる小児訪問看護
「在宅おふろ研究」を始めたきっかけは?
レスパイト入院で、地域の子どもと家族を支える
医療的ケア児と学校
【資料:医療的ケア児にかかわる制度・法律】
医療的ケア児スコア
医療的ケア児が利用できる福祉サービス
医療的ケア児支援法