書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ

コミュニティケア Vol.26 No.9

特集:多職種連携の土台を築く

コミュニティケア Vol.26 No.9
本文を見る
  • 有料閲覧

日本看護協会出版会

電子版ISBN 978-4-8180-2809-8

電子版発売日 2024年8月30日

ページ数 80

判型 A4変

印刷版ISBN 978-4-8180-2749-7

印刷版発行年月 2024年8月

書籍・雑誌概要

特集:多職種連携の土台を築く

地域包括ケアの提供に多職種連携が欠かせないことは言うまでもありません。
しかし、「各職種の専門性を生かしきれない」「連携が必要という意識を共有できない」など、依然として連携がうまくいかない現実があるのではないでしょうか。
多職種連携を機能させるためには、多職種連携のあり方を学ぶこと、多職種連携がうまくいかなくなる理由を理解すること、多職種との関係を普段からつないでおくことが必要なのではないかと考え、これらを「多職種連携の土台」と捉えました。

そこで本特集では、まず連携の理念と連携実践能力について解説した後、多職種連携が難しい心情面の理由を分析します。
また、連携の手段として用いられることの多いカンファレンスと勉強会について、その運用がどのように連携に貢献したかを明らかにしながら語ります。
〈関連論考〉では理学療法士の立場から、看護師との連携について述べます。

連携がうまくいかないと感じたとき、遠回りに思えるかもしれませんが、「多職種連携の土台」を見直す一助になれば幸いです。

目次

特集 多職種連携の土台を築く
〈論考1〉多職種連携の理念 :酒井 郁子
〈論考2〉なぜ多職種連携は実現が難しいのか 心情面の課題から考える:髙倉 恭子
〈報告1〉多職種多機関連携のためにカンファレンスを活用する:佐藤 直子
〈報告2〉地域包括支援センターと一緒に開催する多職種が集う勉強会 :福惠 節子
〈関連論考〉リハビリテーション専門職と訪問看護師の連携を考える:古薗 弘隆

COLUMN
・ニュース手帳:株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部
・宮子あずさの気まぐれコラム:宮子 あずさ
 3割の壁を超えると……

SERIES
・訪問の 合間に一句 詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳:東田 雪絵
・N.Focus:島橋 誠
 認知症治療薬「レカネマブ」治療と看護 患者・家族の語りから
・だから面白い訪問看護管理:林 啓子
 問題リストの共有から始まる医療・介護連携
・N.Focus:平原 優美
 訪問看護車輛の駐車許可申請に関する改善要望について
・〈新連載〉 精神科訪問看護へようこそ:川下 貴士
 その人なりに暮らしていく
・基礎から学ぶ! 事例でわかる! 訪問看護ステーションの事業承継:坪田 康佑
 M&Aプラットフォームの活用について
・患者の望む在宅医療を実現する退院支援:宇佐美 しおり
 「PASセルフケアセラピィ」の活用 「最新セルフケアプログラム⑥ 作業同盟と治療的援助関係
・困難ケースを解決する スペシャリストの実践知:松尾 健一郎
 腹膜透析を導入し自宅退院後に不安が増強した女性へのかかわり
・行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ:竹林 正樹・大浦 誠
 会議での発言と参加を促すナッジ
・職員が辞めない組織をつくる!:横山 郁子
 中間管理職を育成する
・地域で活動する薬剤師が解説! おくすりガイド:坂本 直大
 白内障の治療に使用する点眼薬
・日本訪問看護財団からのお知らせ
 「財団設立30周年記念事業訪問看護サミット2024」開催のお知らせ ほか
・全国訪問看護事業協会からのお知らせ
 令和6年度都道府県訪問看護ステーション 連絡協議会交流会を開催 ほか

書籍・雑誌を共有

ツール

お気に入り登録
書誌情報ダウンロード

関連書籍