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訪問看護、介護・福祉施設のケアに携わる人へ
コミュニティケア Vol.26 No.10
特集:地域の暮らしを知る「地域・在宅看護論」実習
日本看護協会出版会
電子版ISBN 978-4-8180-2810-4
電子版発売日 2024年9月26日
ページ数 80
判型 A4変
印刷版ISBN 978-4-8180-2750-3
印刷版発行年月 2024年9月
書籍・雑誌概要
特集:地域の暮らしを知る「地域・在宅看護論」実習
第5次カリキュラム改正において、「在宅看護論」は「地域・在宅看護論」と改称され、同時に単位数の増加や実習要件の緩和等が行われました。
これは、国として病院完結型から地域完結型の医療に移行するため、地域で活躍できる看護職を育成することがねらいです。
また現在、看護学生を取り巻く環境も変化し、暮らしの中で地域住民と触れ合う機会は以前よりも減っています。
教育機関はそのような社会情勢等の下、学生が地域で活躍できる看護職となるにはどのような学習や実習が必要かを模索しています。
では、実際に教育機関はどのような考えの下でこれらに取り組んでいるのでしょうか。
本特集においては、「地域・在宅看護論」実習のねらい等をあらためて示した上で、地域の人々の暮らしを知ることを学習や実習の一環として取り入れた学校の多種多彩な取り組みを報告します。またコラムでは、訪問看護ステーションの管理者の立場から、実習生を受け入れる意義等を述べます。
今の看護学生、実はこんなことを学んでいます!
目次
●特集 地域の暮らしを知る「地域・在宅看護論」実習
〈総論〉 「地域・在宅看護論」のねらいと期待 学生が地域を知ること:水方 智子
〈報告1〉 多様な場で地域の暮らしを学ぶ「地域・在宅看護論実習」:前田 久恵
〈報告2〉 学生の関心を深く掘り下げる「テーマ追求型」実習:木村 緑・佐藤 哉子
〈報告3〉 地域社会の実態から学ぶ密着型「地域フィールド」学習:窪倉 みさ江
〈報告4〉 段階的な学びを実習に生かす:大沼 由香
〈報告5〉 訪問看護師とともに地域の暮らしを知り、創造する学び:片山 陽子
〈コラム〉 訪問看護ステーションが実習を受け入れること:今野 好江
●COLUMN
・ニュース手帳:株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン Gem Med編集部
・宮子あずさの気まぐれコラム 「実習生を見て思ったこと」:宮子 あずさ
●SERIES
・訪問の 合間に一句 詠んでみる 訪問看護“泣き笑い”川柳:時澤 美和
・N.Focus 「医療事故に直面した医療者のためのピアサポート」:和田 仁孝
・だから面白い訪問看護管理 「管理者らしさとは?」:林 啓子
・N.Focus 「有料職業紹介について知っておくべきこと アンケート調査等から見えてくる実態」:前田 哲兵
・〈最終回〉職員が辞めない組織をつくる! 「やりがいを共有できる組織」:横山 郁子
・N.Focus 「日本人の睡眠改善に必要な「睡眠科」標榜」:内村 直尚
・患者の望む在宅医療を実現する退院支援 「PASセルフケアセラピィ」の活用 「最新セルフケアプログラム⑦ 治療的援助関係の展開 グラウンドメイトリックス」:宇佐美 しおり
・〈最終回〉困難ケースを解決する スペシャリストの実践知 「ラストPDを経て在宅看取りとなった人の意思決定支援」:片岡 美和
・行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ 「マルモカンファの魅力って?」:竹林 正樹
・精神科訪問看護へようこそ 「精神科訪問看護における「正しさ」って?」:川下 貴士
・地域で活動する薬剤師が解説! おくすりガイド 「緑内障の治療に使用する点眼薬」:松崎 由美子
・日本訪問看護財団からのお知らせ 「令和6年度事業『訪問看護師における生涯学習の推進方策に関する検討事業』から」ほか
・全国訪問看護事業協会からのお知らせ 「『2040年を見据えた訪問看護のあり方に関する提案』を策定しました ほか