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医学のあゆみ285巻9号

生体模倣システム(MPS)の発展と創薬応用

医学のあゆみ285巻9号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2023年5月29日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2023年5月

書籍・雑誌概要

生体模倣システム(MPS)の発展と創薬応用
企画:梅澤明弘(国立成育医療研究センター研究所)

・ヒト細胞を利用した生体模倣システム(MPS)の利用法は,主に薬剤の安全性評価,有効性評価,薬物動態評価がある.安全性評価では薬剤の安全性を評価するため,有害性の評価と標的組織の生理学的な応答を評価する.
・従来の動物実験に代わる創薬研究において代替手段として注目され,MPSがどのように創薬支援に貢献するのか,またどのような技術的な進展があるのか,さまざまな角度から取り上げる.
・本特集が,動物モデルの代わりに創薬開発や個別化医療のためのMPSの使用が実現に近づいていることより,MPSの実用化・社会実装を医学に携わる方々に広く知っていただくきっかけとなれば幸甚である.

目次

巻頭カラー
【学会レポート】第31回日本医学会総会2023東京

特集
■動物実験代替法に関する国際機関の動向
■生体模倣システムの医薬品の研究開発への活用――その価値と可能性
■小腸と肝臓の生体模倣システム
■生体模倣システムを利用した薬物動態学研究
■薬剤性肝障害回避に向けた肝臓生体模倣システムへの期待
■薬物の肝胆系輸送を担うトランスポーターの重要性と機能予測の現状
■小腸上皮細胞を用いた生体模倣システム
■AMED-MPS事業

連載
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
19.AIの目で心電図を読み直す
【救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ】
9.重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?――新型コロナウイルス感染症や熱中症に紛れている危険な感染症を見逃すな!

TOPICS
【疫学】
食の炎症性――食事性炎症指数(DII)と高齢者の生活の自立度
【細菌学・ウイルス学】
腸管感染性ウイルスの無症候性感染

フォーラム
ものごとの見方,考え方――Critical Thinking, Critical Readingのすすめ