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医学のあゆみ285巻7号

エムポックス(サル痘)の疫学・感染経路・症状・診療指針

医学のあゆみ285巻7号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2023年5月15日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2023年5月

書籍・雑誌概要

エムポックス(サル痘)の疫学・感染経路・症状・診療指針
企画:氏家 無限(国立国際医療研究センター 国際感染症センター)

・エムポックス(サル痘)のヒトでの感染例は1970 年にコンゴ民主共和国ではじめて報告されている.2022 年5 月からアフリカから欧米各国へ流行が拡大し,同年7 月にはWHO が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言した.
・エムポックスの流行の背景は1天然痘対策の中止,ウイルスの遺伝子的変化,動物との接触,国際的な交通網の発達,感染症への不十分な対策,感染症に対する偏見や差別などのさまざまな要因が密接に関わりあっている.
・本特集では,過去の知識から現在流行中の疾患の特徴までを理解しやすいように,ウイルス,疫学,診断,治療,予防の観点から国内でエムポックスの流行対応に第一線で活躍されている先生方にご執筆をいただく.

目次

■エムポックスウイルスの特性と今後のリスク
■国内外のエムポックスの流行と対策
■エムポックスの臨床症状と診断方法――2023年1月現在
■エムポックスの治療
■エムポックスの予防
■エムポックスのリスク低減の自己決定を支援するコミュニケーション

連載
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
17.ウェアラブルデバイスで生活を見守る医療
【救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ】
7.指輪が抜けない!――軽いトラブルから重症絞扼例まで

TOPICS
【糖尿病・内分泌代謝学】
ポリオール経路の生理機能
【免疫学】
遠隔炎症ゲートウェイ反射の発見

フォーラム
【医療MaaS――医療と移動の押韻】
8(最終回).不幸 is 非効率?