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雑誌
医学のあゆみ283巻3号
パンデミック下における医療従事者のバーンアウトを防ぐ
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2022年10月17日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2022年10月
書籍・雑誌概要
パンデミック下における医療従事者のバーンアウトを防ぐ
企画：下畑享良（岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野）
・COVIDｰ19は医療の多くの面に計り知れない影響をもたらしているが，そのひとつに，もとよりバーンアウト（燃え尽き症候群）の危険性に曝されていた医療従事者にさらなる大きなストレスをもたらしていることがあげられる．
・本特集では，パンデミック下で医療従事者のバーンアウトをいかに防ぐかをテーマとし，国内で行われた複数の調査研究によるエビデンスに基づいた議論を行い，精神医学の観点から医療従事者を守るためのヒントを共有する．
・本特集が多くの医療従事者に読まれ，バーンアウトの危険因子や対策を正しく理解することや，自身を冷静に見つめ，バーンアウトに対するレジリエンスを高めることに役に立てば望外の喜びである．
目次
■パンデミック前の医師のバーンアウトの状況と対策
■新型コロナウイルス感染症（COVIDｰ19）パンデミック下の聖路加国際病院における多職種バーンアウト調査から考える対策――研修医のサポートも含めて
■パンデミック下の国内外の主要研究から考える対策
■東京都コロナ専門病院の実態調査から考える医師のバーンアウト対策
■COVIDｰ19対応スタッフへのメンタルヘルス・ケア――クラスター発生対応に焦点を当て
■COVIDｰ19によるパンデミックが医療従事者に及ぼした影響と今後の対策――国外，国内の文献レビューを通じて
連載
【人工臓器の最前線】
10．人工血管の歴史と進歩
【医療AI技術の現在と未来――できること・できそうなこと・できないこと】
5．画像診断AIシステム――外傷全身CTを例に
TOPICS
【血管生物学】
新生血管成熟化分子Ninjurin1の役割――微小血管を標的とした新しい動脈硬化治療の可能性
【小児科学】
川崎病の病態と酸化リン脂質
フォーラム
【グローバルヘルスの現場力】
7．傾聴の次に来るもの――先人から学び，先人を超える
【医療MaaS――医療と移動の押韻】
1．肉体の存在
