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健康危機下で必要となるコンピテンシー

誰が、どう動く?欧州CDCの人材育成と行動指針

健康危機下で必要となるコンピテンシー
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筆頭著者 蝦名 玲子 中山 健夫 (訳)

京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

インターメディカ

電子版ISBN 978-4-89996-498-8

電子版発売日 2025年10月6日

ページ数 108

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-89996-494-0

印刷版発行年月 2025年9月

DOI https://doi.org/10.24612/9784899964940

書籍・雑誌概要

健康危機下で誰が、どのような行動をとるべきか?本書にこれらの答えがある――

大規模災害や感染症の緊急事態で問われる、命を守る「行動力」と「備え」。本書は欧州CDCが示した「健康危機下のコンピテンシー」を日本の現場に照らし、必要な知識・スキル・行動を体系的に解説しています。
「誰が、いつ、何をすべきか?」という問いに、医療・行政・教育の垣根を越えて答えた実践の書です。
我が国での体系的な健康危機管理教育の第一歩となる公衆衛生の未来を担う人材必読の画期的な一冊、ぜひご覧ください!

目次

■はじめに

■公衆衛生の緊急事態への準備能力
  1 探知とアセスメント
  2 政策の策定、適応、実施
  3 ヘルスサービス
  4 調整とコミュニケーション(公衆衛生の緊急事態準備システム内)
  5 緊急事態リスクコミュニケーション(一般市民と)

■それぞれの人材に応じたPHEPコンピテンシーの開発

■方法

■結果:能力集団および人材別コンピテンシー、知識とスキル
  1. 探知とアセスメント
   1-①インシデントの認識
   1-②リスク判定
   1-③疫学調査
   1-④サーベイランスと疫学的観測
   1-⑤検査施設の分析
   1-⑥環境の観測
  2.政策の策定、適応、実施
   2-①感染制御と治療のガイダンスのための政策の策定と適応
   2-②ポピュレーション・ベースの疾病管理のための政策の策定と適応
   2-③政策の実施:国家と準国家のコミュニケーション、法律と規則の施行
  3.ヘルスサービス
   3-①予防サービス
   3-②医療サージ
   3-③医療対策、物質と備品の管理
   3-④保健医療従事者と緊急事態対応者のための医療サービス
  4.調整とコミュニケーション(公衆衛生の緊急事態準備システム内)
   4-①危機管理
   4-②保健医療提供者とのコミュニケーション
   4-③緊急事態管理、市民保護、その他の部門とのコミュニケーション
   4-④世界、欧州、国家、準国家の各レベルの、他の公衆衛生機関とのコミュニケーション
  5.緊急事態リスクコミュニケーション
   5-①コミュニケーションの不平等への対処
   5-②ダイナミック・リスニングを活用し、噂を管理
   5-③リスクを正確に、透明性をもって、適時伝える
   5-④信頼の醸成と維持

■結論

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