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医療施設における消毒と滅菌のためのCDCガイドライン2008

医療施設における消毒と滅菌のためのCDCガイドライン2008
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筆頭著者 満田 年宏 (訳・著)

ヴァンメディカル

電子版ISBN

電子版発売日 2019年12月30日

ページ数 224

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-86092-082-1

印刷版発行年月 2009年3月

DOI https://doi.org/10.34426/9784860920821

書籍・雑誌概要

世界中の感染対策の指針となるCDCガイドライン。感染対策に精通する訳者が,独自の注釈を加え,ポイントをわかりやすく紹介! 感染対策必携の1冊!

目次

●カラービジュアル参考資料 2
●訳者の言葉 7
●本ガイドラインで使用されるキーワード(対訳)と略号一覧表 8

医療施設における 消毒と滅菌のためのCDCガイドライン 2008

◆要旨 17
◆序文 18
◆方法 19
◆用語の定義 20
◆消毒および滅菌のための合理的な使用方法 22
(1)クリティカル器具 22
(2)セミクリティカル器具 23
(3)ノンクリティカル器具 24
(4)1981年以降の消毒および滅菌の変化 25
◆医療器材の消毒 27
(1)Spauldingの分類法の実践に関する問題点 27
(2)内視鏡の再生処理 28
(3)腹腔鏡および関節鏡 33
(4)眼圧計,ペッサリーを固定するリング,凍結手術器具,体腔用プローブ 35
(5)歯科器具 37
(6)HBV,HCV,HIV,結核菌で汚染された器具の消毒 38
(7)血液透析部門における消毒 39
(8)クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)の不活化 40
(9)OHSAによる血液媒介性病原体に関する基準(OHSA Bloodborne Pathogen Standard) 41
(10)新興病原体(クリプトスポリジウム,ヘリコバクター・ピロリ,大腸菌O157:H7,
(10)ロタウイルス,ヒトパピローマウイルス,ノロウイルス,
(10)重症急性呼吸器症候群[Severe Acute Respiratory Syndrome,SARS]コロナウイルス) 42
(11)バイオテロに使われる病原体の不活性化 46
(12)毒性学的,環境的,および職業上の問題 47
(13)外来ケア,在宅ケア,および自宅における消毒 48
(14)消毒薬に対する抗菌薬耐性菌の感受性 49
(15)表面消毒-表面消毒は必要か? 51
(16)表面消毒薬の接触時間 54
(17)空気消毒 54
(18)消毒薬の微生物汚染 55
◆消毒および滅菌の有効性に影響する因子 56
(1)微生物の数と存在部位 56
(2)微生物の自然抵抗性(Innate Resistance) 56
(3)消毒薬の濃度および効力 57
(4)物理的および化学的因子 57
(5)有機物と無機物 58
(6)曝露時間 58
(7)バイオフィルム(Biofilms) 59
◆洗浄 60
◆消毒 63
(1)化学的消毒薬(Chemical Disinfectants) 63
●アルコール(Alcohol) 63
●塩素および塩素化合物(Chlorine and Chlorine Compounds) 66
●ホルムアルデヒド(Formaldehyde) 70
●グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde) 71
●過酸化水素(Hydrogen Peroxide) 76
●ヨードホール(Iodophors) 78
●オルトフタルアルデヒド(Orthophthalaldehyde,OPA) 79
●過酢酸(Peracetic Acid) 82
●過酢酸+過酸化水素(Peracetic Acid and Hydrogen Peroxidase) 83
●フェノール類(Phenolics) 84
●第四級アンモニウム化合物(Quaternary Ammonium Compounds) 85
(2)その他の不活性化剤 86
●その他の殺菌剤 86
●殺菌剤としての金属 87
●紫外線(Ultraviolet Radiation,UV) 88
●低温殺菌(Pasteurization) 88
●フラッシングディスインフェクターおよびウォッシャーディスインフェクター
(Flushing- and Washer-Disinfectors) 88
(3)消毒薬および滅菌剤に関する規制の枠組み 89
●EPAおよびFDA 89
●CDC 90
●試験方法 91
●殺菌剤の中和(Neutralization of Germicides) 91
◆滅菌 93
(1)蒸気滅菌(Steam Sterilizaion) 94
(2)フラッシュ滅菌(Flash Sterilization) 96
(3)低温滅菌法(Low-Temperature Sterilization Technologies) 97
(4)エチレンオキサイドガス滅菌(Ethylene Oxide “Gas” Sterilization) 98
(5)過酸化水素ガスプラズマ(Hydrogen Peroxide Gas Plasma) 101
(6)過酢酸滅菌(Peracetic Acid Sterilization) 103
(7)低温滅菌法の殺菌作用(Microbicidal Activity of Low-Temperature Sterilization Technologies) 104
(8)手術用器械のバイオバーデン(Bioburden of Surgical Devices) 107
(9)滅菌の有効性に対する洗浄の影響(Effect of Cleaning on Sterilization Efficacy) 107
(10)その他の滅菌法(Other Sterilization Methods) 108
●電離放射線(Ionizing Radiation) 108
●乾熱滅菌器(Dry-Heat Sterilizers) 109
●液体状化学物質(Liquid Chemicals) 109
●過ギ酸(Performic Acid) 110
●ろ過(Filtration) 110
●マイクロ波(Microwave) 110
●ガラスビーズ”滅菌器”(Glass Bead “Sterilizer”) 111
●過酸化水素蒸気(Vaporized Hydrogen Peroxide,VHP(R)) 111
●オゾン(Ozone) 112
●ホルムアルデヒド蒸気(Formaldehyde Steam) 112
●二酸化塩素ガス(Gaseous Chlorine Dioxide) 113
●過酢酸ガス(Vaporized Peracetic Acid) 113
●赤外線(Infrared radiation) 114
(11)滅菌の実務(Sterilizing Practices) 114
●概要 114
●滅菌サイクルの検証(Sterilization Cycle Verification) 114
●物理的配置(Physical Facilities) 115
●洗浄(Cleaning) 115
●包装(Packaging) 116
●積載(Loading) 117
●保管(Storage) 118
●モニタリング(Monitoring) 119
◆シングルユース(単回使用の)医療器材の再使用 125
◆結論 127
◆消毒および滅菌に関するインターネット上の資料 128
◆医療施設における消毒と滅菌に関する勧告 129
(A)根拠 129
(B)格付け 129
(C)勧告 130
(1)労働衛生と職業曝露 130
(2)患者ケア器具の洗浄 130
(3)滅菌,高水準消毒(high-level disinfection),低水準消毒(low-level disinfection)の適用 131
(4)ノンクリティカルな患者ケア器具のための低水準消毒薬(low-level disinfectants)の選択および使用 132
(5)医療施設における環境表面のクリーニングおよび消毒 132
(6)消毒薬の噴霧 134
(7)内視鏡の高水準消毒 134
(8)歯科医療における器具および表面の管理 139
(9)血液媒介性病原体(B型肝炎ウイルス,C型肝炎ウイルス,HIV),
(9)抗菌薬耐性菌(例えばバンコマイシン耐性腸球菌,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌,多剤耐性結核菌など),
(9)新興病原体(例えばクリプトスポリジウム,ヘリコバクター・ピロリ,大腸菌 O157:H7,
(9)クロストリジウム・ディフィシル,ヒト型結核菌,SARSコロナウイルスなど),
(9)あるいはバイオテロ病原体で汚染された患者ケア器具の処理 139
(10)その他のセミクリティカル器具の消毒法 140
(11)外来ケアおよび在宅ケアにおける医療従事者による消毒 140
(12)消毒薬の微生物汚染 141
(13)フラッシュ滅菌(ハイスピード滅菌) 141
(14)滅菌方法 142
(15)包装 142
(16)滅菌器のモニタリング 143
(17)被滅菌物の配置 143
(18)滅菌物の保管 144
(19)品質管理 144
(20)シングルユース(単回使用の)医療器材の再使用 145
◆実施指標 146
◆謝辞 147
◆用語 148
◆図表 158
表1 滅菌および消毒の方法 158
表2 理想的な消毒薬の特性 160
表3 ノンクリティカルな環境表面に対する表面消毒薬または洗浄剤の使用に関連した疫学的エビデンス 160
図1 消毒および滅菌に対する微生物の抵抗性の序列と,消毒または滅菌の水準 161
表4 高水準消毒薬または化学的滅菌剤として用いられる特定の化学物質の特性の比較 161
表5 化学的滅菌剤または高水準消毒薬として用いられる化学薬品の長所と短所のまとめ 163
表6 多く用いられている滅菌技術の長所と短所のまとめ 164
表7 蒸気滅菌サイクルの最短のサイクル時間 165
表8 蒸気フラッシュ滅菌のパラメータの例 165
表9 理想的な低温滅菌工程の特徴 165
表10 滅菌の効果に影響する要因 166
表11 低温滅菌技術の殺菌活性の比較評価 167
表12 蒸気滅菌器において生物学的インジケータが陽性となった場合に推奨される管理方法 168
◆文献 169

訳者による解説編 205

■高水準消毒薬について 206
(1)フタラール 209
(2)過酢酸について 210
①STERIS(R)20について 210
②アセサイド(R)について 212
■過酸化水素低温プラズマ滅菌システム:ステラッド(R)シリーズについて 213
■その他の関連資料の紹介 214

◆索引 217

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