書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

多発性嚢胞腎の全て

多発性嚢胞腎の全て
本文を見る
  • 有料閲覧

筆頭著者 東原 英二 (監)

杏林大学病院院長・泌尿器科教授

インターメディカ

電子版ISBN 978-4-89996-396-7

電子版発売日 2022年1月31日

ページ数 340

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-89996-168-0

印刷版発行年月 2006年6月

DOI https://doi.org/10.24612/9784899961680

書籍・雑誌概要

本書は、多発性嚢胞腎の臨床・分子生物学的側面・治療・本邦での研究の歴史・他の嚢胞性腎疾患・患者の会・診療ガイドラインなど多発性嚢胞腎の全てを網羅して解説しています。

※この電子書籍は、2006年6月発売の書籍を電子化したものです。

目次

多発性嚢胞腎治療の進展を願って

I 多発性嚢胞腎の基礎
●疫学
1 多発性嚢胞腎の疫学
2 ARPKDの疫学
●常染色体優性多発性嚢胞腎遺伝子
1 PKD1
2 PKD2
3 non-PKD1、non-PKD2
4 日本人における遺伝子型
5 PKD2類似遺伝子
6 動物のPKD遺伝子変異
7 遺伝子診断
●PKD蛋白(polycystin)
1 polycystin1(PKD1蛋白)
2 polycystin2(PKD2蛋白)
3 PKD1蛋白とPKD2蛋白の相互関連
4 修飾因子
●嚢胞形成の機序
1 遺伝学的嚢胞形成機序
2 腎臓尿細管形成におけるPKD蛋(tubulogenesis)
3 cilia
4 嚢胞形成と細胞増殖
5 嚢胞形成と溶液転送異常
6 嚢胞形成その他の要素
●常染色体劣性多発性嚢胞腎
1 ARPKDの原因遺伝子

II 多発性嚢胞腎の臨床
●常染色体優性多発性嚢胞腎
1 診断
2 腎機能の予後
3 高血圧
4 多発性嚢胞腎と頭蓋内血管障害
5 頭蓋内動脈瘤の治療
6 腹部膨満と肝嚢胞
7 心臓、大血管系の異常
8 感染
9 尿路結石
10 疼痛
11 その他の異常
●常染色体劣性多発性嚢胞腎
1 臨床症状と予後

III 多発性嚢胞腎の治療
1 細胞(in vitro)レベルの実験と動物(in vivo)実験の結果
2 臨床試験結果
3 透析療法
4 腎移植

IV 周辺の嚢胞性腎疾患
1  ネフロン癆
2  髄質嚢胞腎
3  OFD1型(oral-facial-digital syndrome)
4  髄質嚢胞性疾
5  糸球体嚢胞性腎
6  結節性硬化症
7  von Hippel-Lindau病
8  bardet-Biedl症候群
9  多嚢腎
10 多房性腎嚢胞(multilocular cyst)
11 髄質海綿腎(medullary sponge kidney)
12 単純性腎嚢胞
13 腎洞性嚢胞と傍腎盂嚢胞、腎盂周囲嚢胞
14 後天性嚢胞性腎疾患(多嚢胞化萎縮腎)
15 腎杯憩室(腎盂性憩室)
16 片側性嚢胞性腎疾患

付録
付録1 常染色体優性多発性嚢胞腎診療ガイドライン(第2版)
付録2 厚生労働省特定疾患 進行性腎障害調査研究班における多発性嚢胞腎の研究の歴史
付録3 嚢胞性腎疾患研究会の歴史
付録4 患者の会の歴史
付録5 生活上の注意
付録6 トルバプタンの開発の経緯