書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
多発性骨髄腫治療マニュアル
筆頭著者 木崎 昌弘 (編)
埼玉医科大学教授
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-28512-9
電子版発売日 2016年6月6日
ページ数 324
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26488-9
印刷版発行年月 2012年4月
書籍・雑誌概要
白血病,悪性リンパ腫とならび,血液内科において重要な疾患の一つである多発性骨髄腫について,その診療のノウハウをまとめた実践テキスト.診断基準,検査所見などの基礎的事項から,ボルテゾミブ,サリドマイド,レナリドミドなどの使い方と有害事象対策,従来の標準治療と新規治療の選択法,造血幹細胞移植の適応判断など,治療の実際,移植,支持療法,緩和ケアまで余すところなく解説.多発性骨髄腫の新たな治療指針を示す決定版.
目次
【内容目次】
第I章 治療の前に
A.多発性骨髄腫の疫学
B.骨髄腫細胞の形態学的特徴と細胞表面マーカー
C.骨髄腫幹細胞
D.多発性骨髄腫発症と進展の分子病態
E.骨髄腫細胞の増殖機構
F.多発性骨髄腫における染色体異常と臨床像
G.多発性骨髄腫における骨破壊の分子機構
第II章 多発性骨髄腫の診断基準と臨床病期
A.多発性骨髄腫における臨床症状
B.多発性骨髄腫における検査所見
C.多発性骨髄腫および類縁疾患の診断基準
D.多発性骨髄腫の病期分類と予後因子
E.多発性骨髄腫における画像診断
第III章 多発性骨髄腫の治療手段
A.多発性骨髄腫に対する治療の進め方と治療指針
B.多発性骨髄腫に対する化学療法
C.多発性骨髄腫治療における造血幹細胞移植
D.新規治療薬
1.ボルテゾミブ
2.サリドマイド
3.レナリドミド,ポマリドミド
4.新規抗がん薬(ベンダムスチン,ペグ化リポソーマルドキソルビシン)
5.次世代分子標的治療薬開発の状況
E.多発性骨髄腫に対する放射線治療
F.ガイドラインに基づく骨病変に対するビスホスホネート製剤の使い方
第IV章 治療の実際
A.MGUSのマネジメント
B.治療効果判定基準
C.初発多発性骨髄腫の治療
1.若年者移植適応骨髄腫の治療
2.高齢者移植非適応骨髄腫の治療
3.多発性骨髄腫の地固め療法・維持療法
D.再発・治療抵抗性多発性骨髄腫の治療
E.多発性骨髄腫における新規治療薬の有害事象対策
F.支持療法の実際
G.緩和ケア
第V章 骨髄腫類縁疾患の診断と治療
A.原発性マクログロブリン血症
B.原発性アミロイドーシス
C.Castleman病
D.POEMS症候群
E.H鎖病
索引