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漢字「栄養」のルーツをたどって

漢字「栄養」のルーツをたどって
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筆頭著者 井上 善文 (著)

大阪大学国際医工情報センター 栄養ディバイス未来医工学共同研究部門 特任教授

フジメディカル出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年5月17日

ページ数 102

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-86270-177-0

印刷版発行年月 2021年3月

DOI https://doi.org/10.24590/9784862701770

書籍・雑誌概要

● Nutritionの漢字「栄養」が使われるようになって100年しか経っていないのをご存じですか?
● 漢字「栄養」を日本で最初に用いたのは誰なのか?
● その答えを見つけるために、関連施設を巡り、いろいろな資料(文献や写真)にあたり、著者がようやくたどり着いた結論とは?

目次

まえがき
 外科医と栄養管理と『栄養』という用語

第1章
 「榮養寺」という寺があることを知る
 榮養寺を参拝する
 佐伯栄養専門学校を訪問する
 『営養⇒栄養、栄養学の父:佐伯矩、榮養寺』を前振りに使う
 栄養の歌

第2章
 漢字:栄養のルーツをたどるきっかけ
 『漢字雑談』の中の『営養・栄養』
 榮養寺の住職にお会いする
 偉人としての佐伯矩
 榮養寺の『栄養』と佐伯矩が提案した用語としての『栄養』の関係

第3章
 漢字『栄養』を誰が最初に使ったのか?を調べる
 須藤憲三の『栄養』
 佐伯矩の『栄養』
 須藤憲三のほうが佐伯矩よりも先に『栄養』を使うよう提案したのか?
 森鴎外の『栄養』
 森鴎外が一番先に『榮養』を使ったのではないか?
 誰が『nutrition』に対して『栄養』を造語したのか?
 貝原益軒
 杉田玄白の和蘭医事問答
 高野長英について調べる

第4章
 漢字『栄養』100年イベントを開催
 漢字『栄養』100年イベントでの高橋住職の講話
 榮養寺にある佐伯矩直筆の『栄養』の扁額の由来

結び
 結論: 漢字『栄養』のルーツは・・・
 佐伯矩が文部省に『営養』を『栄養』に変更するよう建言したことの意義
 最後に