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≪jmedmook 100≫

jmedmook100 フレーミングでとらえる臨床推論

jmedmook100 フレーミングでとらえる臨床推論
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≪jmedmook 100≫

筆頭著者 吉田/心慈 (著)

日本医事新報社

電子版ISBN

電子版発売日 2025年10月27日

ページ数 168

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7849-6700-1

印刷版発行年月 2025年10月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784967001

書籍・雑誌概要

◆ 既存の臨床推論における「フレームワーク」や診断をテーマとした書籍の内容は症候学の解説や難症例の解説であることが多く、「何を問題と定義するか」(フレーミング)の部分を論理的・具体的・平易に解説した書物は少ないのが現状です。
◆ 本書では臨床推論、中でも分析的診断推論の手法を一般化してわかりやすく解説。臨床推論の一般化された「型」をあえて示し、有効で効率的な情報取得の戦術,陥りがちな誤謬を紹介します。
◆ 臨床推論の「型」あるいは「理論」を知ることで、自身の推論を言語化できるようになり、ひいては診断が早く上達することが期待できます。
◆ 診断・推論に自信が持てない先生や研修医などに特にお勧めの、自身の推論スタイルを身につけるための1冊です!

目次

序章
1 はじめに
2 臨床推論って何だ?

第1章診断推論の理論的背景
二重過程理論と認知バイアス

第2章分析的診断のステップ
1 ステップ① フレーミング(問題定義,症候群化)
2 ステップ② 網羅的鑑別リストの作成
3 ステップ③ 鑑別リストに順位づけ
4 ステップ④ 適切な検査の施行と結果の解釈
5 ステップ⑤ 適切な経過観察

第3章分析的診断のステップ適用の具体例

第4章ノイズの制御

ケーススタディ
1 命名事故
2 Time will tell
3 Time is money
4 取らぬリンパの皮算用
5 百聞は一見に如かず
6 痛いのはどこ?
7 ジキルとハイド
8 何かが違う
9 群盲象を評す
10 アマゾン川
11 Fill in the missing piece
12 違う,そこじゃない
13 虚心坦懐
14 プロブレムの海で溺れる
15 本丸を攻める