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眼科×診断学レクチャーノート

眼科×診断学レクチャーノート
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筆頭著者 清水 啓史 (著)

日本医事新報社

電子版ISBN

電子版発売日 2024年12月2日

ページ数 240

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-7849-2501-8

印刷版発行年月 2024年11月

DOI https://doi.org/10.24542/9784784925018

書籍・雑誌概要

◆「眼を見ればわかる」のに「眼を見るのが難しい」…眼科で診断するには角膜や眼底などをきちんと診察する(=眼を見る)ことが重要ですが,そのスキルを身につけるにはかなりのトレーニングが必要です。
◆一方,診断学的に考えることは初学者でも実践可能なスキルですが,救急や総合内科のような系統立った眼科の診断推論の教科書はありませんでした。
◆本書は,そんな眼科の診断推論について,総合内科や多彩な眼科(大学病院・個人開業医)での経験を持つ著者が教えます!

目次

第1章 診断の前に
1 情報収集
2 眼科の問診(OQULAR法)
3 SQ(semantic qualifier)ってなんだ?
Case 1 片眼の充血
4 ROS(review of systems)

第2章 診断とは(System 1とSystem 2)
1 診断するということ
2 診断のプロセスあれこれ
コラム1 直感的診断(System 1)の鍛え方

第3章 鑑別診断の検討(System 2)
1 鑑別診断の作り方
2 鑑別診断の検討 ①疫学
3 鑑別診断の検討 ②オッカムの剃刀とヒッカムの格言
Case 2 関節痛と漿液性網膜剝離
4 鑑別診断の検討 ③検査特性
Case 3 サルコイドーシスなのかどうなのか?
コラム2 その検査,本当に必要ですか?

第4章 診断クラスターという考え方
1 Pivot and Cluster Strategyとは
Case 4 樹枝状っぽい角膜炎
Case 5 網膜下液(subretinal fluid)
Case 6 緑内障
2 状況クラスター(situation cluster strategy)
Case 7 眼底までぱっと見て異常のない両眼性視力低下
Case 8 糖尿病がなく明らかなRVOもなさそうなCME
Case 9 治らない結膜炎
コラム3 眼科抗菌薬療法の問題点
コラム4 過剰診断という病

第5章 診断後
1 診断エラーに学ぶ
Case 10 診断エラー症例
2 クリニカル・パール
コラム5 僕らがカンファレンスをする理由─トゲトゲ理論
3 外来を早く回す方法
4 外来を早く回す方法(番外編)
コラム6 専門医資格は必要か
5 診断フローチャート
コラム7 開業医は総合診療

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