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専門医が伝える
腎臓病診療基本レクチャー
筆頭著者 富野 康日己 (著)
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年1月1日
ページ数 124
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-498-22432-2
印刷版発行年月 2017年4月
書籍・雑誌概要
大病院で確定診断された腎臓病患者を,かかりつけ医はどのように管理すべきか,腎臓専門医が丁寧に解説.日常臨床で役立つポイントが満載の,かかりつけ医必携の実践書.
目次
1章 急性腎障害(AKI)と慢性腎臓病(CKD)での腎臓専門医へ送るポイントは?
1)腎臓内科領域における腎臓専門医とかかりつけ医との連携
A.急性腎障害(acute kidney injury:AKI)
B.慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)
2)腎臓内科専門医で診療する主な腎疾患とかかりつけ医への診療依頼
2章 腎臓病専門医を受診中の患者がかかりつけ医を受診した際のcommon diseaseに対する腎保護を考えた薬物療法は?
1)呼吸器疾患治療薬
A.基本的な注意事項
B.比較的安全な薬剤
2)非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
A.基本的な注意事項
B.比較的安全な薬剤
3)消化器疾患治療薬
A.基本的な注意事項
B.比較的安全な薬剤
3章 腎臓専門医として行ってほしくない治療とは?
1)薬物療法禁忌
A.電解質,酸・塩基平衡
B.高血圧
2)その他
4章 腎臓専門医からかかりつけ医への紹介は?
I.IgA腎症
>診療情報提供書
1)本症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:IgA腎症〔光学顕微鏡所見:メサンギウム増殖性糸球体腎炎(mesangial proliferative glomerulonephritis:PGN)〕
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
II.ループス腎炎
>診療情報提供書
1)本症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:ループス腎炎(lupus nephritis)
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
>診療情報提供書 第2報
III.糖尿病腎症
>診療情報提供書
1)本症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:糖尿病腎症(diabetic nephropathy,びまん性)
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
IV.ネフローゼ症候群
>診療情報提供書
1)本症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:微小変化型ネフローゼ症候群(minimal change nephrotic syndrome:MCNS)
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
V.高血圧性腎硬化症
>診療情報提供書
1)本症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:高血性腎硬化症(hypertensive nephrosclerosis)
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
VI.痛風腎
>診療情報提供書
1)症例からみた疾患の理解
2)検査とその意義
3)確定診断:痛風腎(gouty kidney)
4)今後定期的に行うべき検査
5)治療
6)どういう状態になったら腎臓専門医へ逆紹介するのか?
索引