書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

腎移植循環器診療マニュアル

腎移植循環器診療マニュアル
本文を見る
  • 有料閲覧

筆頭著者 後藤 憲彦 (編)

東京医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年1月1日

ページ数 168

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88563-250-1

印刷版発行年月 2015年4月

DOI https://doi.org/10.24479/9784885632501

書籍・雑誌概要


目次

巻頭言
はじめに
略語一覧表

1.生命予後と移植後心血管疾患
◆腎移植を選択することで,生命予後や心血管疾患(CVD)へのメリットはあるのでしょうか?
腎移植と透析の平均余命
腎移植と透析の生命予後の違い
腎移植と透析の冠動脈疾患の違い
移植腎喪失の原因としてのCVD

2.手術リスク,心リスク,移植腎リスク
◆どのようなCVDを合併しているCKD患者に対して,腎移植不可とするのですか?腎移植を延期すべきときや,早めに行う必要があるのはどのようなときですか?
手術リスクを考える
心リスクを考える
移植腎リスクを考える

3.冠動脈疾患の既往がないときの術前評価
◆冠動脈疾患の既往がない腎移植候補者の術前評価はどのように行ったらよいでしょうか?
評価の方法
冠動脈疾患既往がないCKD患者に対する最終の冠動脈評価からの期間

4.冠動脈疾患の既往があるが,心筋梗塞による心機能低下がないときの術前評価
◆冠動脈疾患の既往があるが,心機能が保たれている腎移植候補者の術前評価はどのように行ったらよいでしょうか?
手術リスク,心リスク,移植腎リスク
評価の方法
冠動脈疾患既往CKD患者に対する最終の冠動脈評価からの期間

5.心筋梗塞による心機能低下があるときの術前評価
◆心機能低下を伴う冠動脈疾患の既往(心筋梗塞後)がある腎移植候補者の術前評価はどのように行ったらよいでしょうか?
手術リスク,心リスク,移植腎リスク
症例提示

6.冠血行再建術
◆術前評価により安定狭心症が見つかったとき,腎移植前に冠血行再建術を行う必要があるのでしょうか? それとも腎移植を先行してよいのでしょうか?
狭心症の分類
安定狭心症への対応
腎移植を先行させてよいとき
腎移植前に冠血行再建術が必要なとき
冠血行再建術から腎移植までの期間

7.大動脈弁狭窄症
◆大動脈弁狭窄症(AS)を合併している腎移植候補者の術前評価はどのようにしたらよいでしょうか? 術前に弁置換する必要はありますか? また,腎移植後に大動脈弁狭窄症は進行するでしょうか? 術後に弁置換するタイミングは?
弁膜症とCKD
AS
症例提示

8.その他の弁膜症
◆僧帽弁狭窄症(MS)を合併している腎移植候補者の術前評価はどのようにしたらよいでしょうか? 術前に弁置換する必要はありますか? 閉鎖不全症に対しての術前評価はどのようにしたらよいでしょうか?
MS
MR

9.左室収縮障害による低心機能と左室拡張障害
◆腎移植後の心不全にはどのように対応すべきでしょうか? 特に拡張性心不全(HFpEF)を起こしやすい腎不全下の患者に対して,どうすればよいのでしょうか?
心不全の原因
心不全の危険因子
収縮機能障害と拡張機能障害
心機能評価
左室肥大(LVH)とHFpEF
症例提示
尿毒症心とHFrEF

10.糖尿病合併患者に対する術前評価
◆糖尿病原疾患,または原疾患ではないが糖尿病を合併している腎移植レシピエントはどのようにフォローすべきでしょうか?
本邦での糖尿病性腎不全と腎移植
まず糖尿病の罹患期間を考える(原疾患の確認)
心不全
冠動脈疾患
左室肥大(LVH)
糖尿病性心筋症
弁膜症
糖尿病合併CKD患者とPEKT
移植施設へ紹介するタイミング
1型糖尿病に対するPEKTと膵腎同時移植(SPK)の選択

11.先行的腎移植
◆先行的腎移植(PEKT)はどのようなCVD合併CKD患者に薦めるのでしょうか?
米国と日本のPEKTの割合
PEKTとnon PEKTの移植腎生着率,生存率の違い
PEKTとnon PEKTの冠動脈疾患を含めたCVDの違い
移植施設へ紹介するタイミングと手術
PEKT希望CKD患者に対する冠動脈評価
糖尿病合併CKD患者とPEKT,1型糖尿病に対するPEKTとSPKの選択

12.脳卒中
◆脳卒中の既往がある腎移植希望者に対して,腎移植を薦めてよいですか?
本邦の脳卒中(非CKD患者)
脳卒中の危険因子
CKDも危険因子である
脳出血とCKD
脳梗塞とCKD
無症候性脳卒中とCKD
脳卒中と腎移植
術前検査と対応
当院における腎移植後脳卒中

13.末梢動脈疾患
◆末梢動脈疾患(PAD)が高度な腎移植希望者に対して,腎移植を施行してもよいのでしょうか? 長期予後はどうなるのでしょうか?
PADとCKD
危険因子
診断
PADと腎移植
当院における腎移植前後のPADと予後

14.高齢者の腎移植
◆何歳までのCKD患者に腎移植を薦めますか? 高齢レシピエントに対して注意すべきことは?
疫学
高齢CKD患者に対する腎移植の問題点
生存率に関する透析と腎移植の比較
生存率と腎生着率
死亡原因
免疫抑制薬の種類や量
倫理的問題
当院での成績と対応

15.術前の冠危険因子管理
◆冠危険因子の管理において,移植前のポイントはありますか?
体重
喫煙習慣
血糖
血圧
脂質
ワクチン接種

16.周術期管理
◆CVD合併CKD患者の腎移植周術期に注意することは?
血圧
抗凝固療法
抗血小板療法
免疫抑制薬と相互作用に注意すべき循環器作動薬
貧血補正

17.冠危険因子と冠動脈疾患の移植後管理
◆冠危険因子の管理において,移植後のポイントはありますか? 移植前から冠動脈疾患を有するレシピエントに対して,冠危険因子のフォローだけになっていませんか?
体重
血糖
血圧
脂質
安定狭心症合併レシピエント

18.透析再導入時の注意点
◆腎移植後再導入患者に対して,注意すべきことは?
移植腎生着率
透析再導入患者の生命予後
再導入時の治療選択
免疫抑制薬調整と移植腎摘出
副腎不全
再移植と再移植に向けての免疫抑制薬継続

書籍・雑誌を共有

ツール

お気に入り登録
書誌情報ダウンロード

関連書籍