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小児急性血液浄化療法ハンドブック
筆頭著者 伊藤 秀一 (監修)
東京医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年7月2日
ページ数 240
判型 B6変
印刷版ISBN 978-4-88563-224-2
印刷版発行年月 2013年7月
書籍・雑誌概要
目次
総 論
1 わが国における小児急性血液浄化療法の実態
2 小児急性血液浄化療法の基本的事項の理解(種類・理論)
Ⅰ.血液浄化療法の基本的考え方
Ⅱ.急性血液浄化療法の種類
各論1(技術):実際の方法
1 病態別の導入基準,条件設定と注意点(含むモジュール選択)
Ⅰ.Renal indication(腎的適応=腎補助を目的とした場合の適応)とnon-renal indication(非腎的適応=腎補助以外を目的とした治療の適応)
Ⅱ.各病態における導入基準,条件設定と注意点
2 バスキュラーアクセスとカテーテル管理のコツ
Ⅰ.カテーテルの種類
Ⅱ.カテーテルの選択
Ⅲ.留置血管の選択
Ⅳ.カテーテル挿入時の注意点
Ⅴ.カテーテルの管理
Ⅵ.閉塞予防
Ⅶ.閉塞時の対応
Ⅷ.カテーテル感染時の対応
3 小児血液浄化療法の透析装置,モジュール,周辺機器
Ⅰ.血液浄化装置
Ⅱ.モジュール
Ⅲ.周辺機器
4 プライミングから開始まで
Ⅰ.物品の準備
Ⅱ.濾過装置および回路と血液の流れ
Ⅲ.回路の組み立てとプライミング
Ⅳ.回路の組み立てとプライミングにおける注意点
Ⅴ.血液プライミング
Ⅵ.治療開始
Ⅶ.抗凝固薬
5 急性血液浄化療法中の薬剤の使用法と注意点
Ⅰ.一般的な小児の薬物動態の特徴
Ⅱ.腎不全,肝不全に共通した分布容積の変化
Ⅲ.腎不全時
Ⅳ.肝不全時
各論2(病態別)
1 急性腎障害(AKI)
Ⅰ.定義,概念
Ⅱ.原因とhigh risk群
Ⅲ.病因,病態
Ⅳ.治 療
Ⅴ.AKIの薬物動態
Ⅵ.AKIの栄養と食事療法
Ⅶ.予 後
2 急性肝不全
Ⅰ.劇症肝不全の定義と予後
Ⅱ.一般管理
Ⅲ.人工肝補助療法
Ⅳ.人工肝補助療法を施行する際の技術的な注意点
Ⅴ.劇症肝不全の治療についての今後の課題
3 先天性代謝異常症に対する急性血液浄化療法
Ⅰ.(何を)除去すべきもの
Ⅱ.(いつ)開始基準
Ⅲ.(どのように=方法)急性血液浄化療法の選択
Ⅳ.(どのように=条件)条件設定
Ⅴ.(どのように)チーム医療
Ⅵ.(どのように)酸塩基平衡異常の視点から
Ⅶ.(いつまで)中止時期
4 敗血症/多臓器不全
Ⅰ.概念と定義
Ⅱ.基本病態
Ⅲ.敗血症/多臓器不全に対する急性血液浄化療法
Ⅳ.考 察
5 血液腫瘍疾患
Ⅰ.腫瘍崩壊症候群(tumor lysis syndrome:TLS)
Ⅱ.TLS診療ガイドライン
Ⅲ.TLS発症予防措置
Ⅳ.TLSとAKI
Ⅴ.TLSに対するRRTの考え方
6 急性脳症
Ⅰ.急性脳症の病態
Ⅱ.急性脳症における急性血液浄化療法
Ⅲ.急性脳症に対する急性血液浄化療法を利用した高浸透圧治療
7 心疾患術後(ECMO含む)
Ⅰ.心疾患術後の病態
Ⅱ.非ECMO症例の急性血液浄化(CHDF,PD)
Ⅲ.ECMO症例の急性血液浄化
Ⅳ.心疾患術後循環器疾患に対するCHDFによる特殊な電解質管理
8 自己免疫疾患(膠原病,神経・筋疾患,川崎病)
Ⅰ.単純血漿交換法
Ⅱ.二重膜濾過血漿交換法(double filtration plasmapheresis:DFPP)
Ⅲ.PE,DFPPの適応がある免疫疾患
9 ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群(LDL-A)
Ⅰ.ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群と治療
Ⅱ.ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対するアフェレシス
Ⅲ.ステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対するアフェレシスの実際
10 薬物中毒
Ⅰ.血液浄化療法の適応
Ⅱ.血液浄化療法の適応を考えるうえで考慮するべき原因物質側因子
Ⅲ.血液浄化療法の選択
Ⅳ.小児薬物中毒として頻度の高い原因物質
11 新生児・低出生体重児への血液浄化療法
Ⅰ.新生児・低出生体重児への血液浄化療法の現況と問題点
Ⅱ.体外循環を用いた急性血液浄化療法の実際
各論3(腹膜透析)
1 緊急腹膜透析(緊急PD)
Ⅰ.小児緊急PDの特徴
Ⅱ.小児緊急PDの適応
Ⅲ.小児緊急PDの導入―カテーテル留置
Ⅳ.小児緊急PDの導入―透析開始
Ⅴ.小児緊急PDの継続
Ⅵ.小児緊急PDの終了
2 低出生体重児のPD(CFPDを含む)
Ⅰ.低出生体重児のAKIに対する治療
Ⅱ.実際のPDの方法(1)通常のPD
Ⅲ.実際のPDの方法(2)持続注入腹膜灌流(continuous flow peritoneal dialysis:CFPD)
Ⅳ.そのほかの一般的な注意事項
索 引