書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
消化器内視鏡治療における
高周波発生装置の使い方と注意点 改訂第2版
筆頭著者 矢作 直久 (編集)
日本メディカルセンター
電子版ISBN 978-4-88875-913-7
電子版発売日 2017年5月10日
ページ数 202
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-88875-256-5
印刷版発行年月 2013年5月
書籍・雑誌概要
初版刊行から8年が過ぎ,高周波発生装置,内視鏡治療の処置具はますます進歩しており,ESDによる治療は保険収載され,内視鏡による治療は各施設で行われるようになってきた.
ポリペクトミー,EMR,EST,とくにESDではデバイス毎に,それぞれのデバイスの特徴とそれに応じた条件設定を,複数の高周波発生装置別に具体的に述べていただいた.
また,各種止血処置具やAPC等についても安全かつ効果的な使い方を解説していただいた.
目次
I.知っておきたい基礎知識
1.高周波発生装置の基本原理
モノポーラとバイポーラ/切開と凝固
2.高周波発生装置使用時の注意事項
分流による熱/対極板貼付部での熱傷/性能を発揮するための留意点
II.高周波発生装置の特徴と基本設定
1.PSD-30(OLYMPUS)
2.ESG-100(OLYMPUS)
3.ICC200および350(ERBE)
4.VIO300D(ERBE)
III.治療手技のコツと設定例 1.PolypectomyおよびEMR(上部)
2.PolypectomyおよびEMR(下部)
3.Endoscopic Submucosal Dissection(ESD)
Needleナイフ
ITナイフ
ITナイフ2
ITナイフナノ
Hookナイフ
Flexナイフ
三角ナイフ
Dualナイフ
Bナイフ
Flushナイフ
Splashニードル
SAFEナイフ ムコゼクトーム2(ロングブレード,ショートブレード)
Swan Blade
SBナイフ、SBナイフJrタイプ
Clutch Cutter(Long type & Short type)
4.Endoscopic Sphincterotomy(EST)
5.十二指腸乳頭部腫瘍に対する内視鏡的乳頭切除術
IV.高周波止血処置具の使い方
ホットバイオプシー鉗子
止血鉗子(モノポーラ)
コアグラスパー(上部用)
コアグラスパー(下部用)
止血鉗子(バイポーラ)
V.その他の処置具の使い方
Argon plasma coagulation(APC), APC2
バイポーラスネア
Ksnare
[付 録]
●トラブル防止のためのチェックリストとトラブルシューティング
●高周波発生装置各機種の基本スペック