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臨牀消化器内科 Vol.39 No.8
これからの胃癌診療
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-2488
電子版発売日 2024年7月17日
ページ数 128
判型 B5
印刷版ISSN 0911-601X
印刷版発行年月 2024年7月
書籍・雑誌概要
これからの胃癌診療
最近では喜ばしいことに胃癌は減少傾向で技術認定を取得するための症例数獲得に困るようなことも耳にする.一方で,内視鏡技術・機械の進歩,多数の臨床試験によるエビデンスの構築にもとづき,胃癌の診断・治療戦略は複雑化している.このように変化・進歩しつつある胃癌診療の検診から内視鏡診断・治療,外科手術,薬物療法,ゲノム医療そして人工知能による診療支援の現況を解説し,一冊で胃癌診療のすべてを網羅できるような本特集を企画した.(編集後記より)
目次
巻頭言 胃癌診療20 年の変遷 /小野 裕之
1.これからの胃癌検診/間部 克裕 他
2.H.pylori関連胃癌の内視鏡診断/小林 正明 他
3.H.pylori非関連胃癌の内視鏡診断/赤澤 陽一,上山 浩也 他
4.胃癌の放射線診断/西牟田雄祐 他
5.早期胃癌に対する内視鏡治療/川田 登 他
6.早期胃癌に対する低侵襲外科手術/幕内 梨恵
7.進行胃癌に対する低侵襲外科手術/布施 匡啓,徳永 正則 他
8.胃癌に対するConversion surgery/中西 香企 他
9.腹膜播種のある胃癌に対する治療-パクリタキセル腹腔内投与(IP-PTX)併用SOX療法の経験を交えて/齋藤 心 他
10.切除不能胃癌に対する薬物療法/鈴木 伸三
11.胃癌のゲノム医療/久保田洋平,砂川 優
12.胃癌におけるプレシジョン医療/中山 厳馬
13.胃癌診断と治療におけるAI の現状と展望/平澤 俊明 他
〔連 載〕 「胃炎の京都分類」の使い方
第23 回 胃炎と胃癌でみられる白点は何を意味するのか/土山 寿志,中西 宏佳